カトリック女学校の闇!
教え子と森の中で不倫してたら、すぐそばで殺人事件が!現場に居たことがバレたら不倫がバレちゃう…しかもカトリック学校の教師だし絶対ダメじゃん!とか心配してたら案の定警察と奥様が疑惑の目を向けてくる…。しかも殺されたjkも自分の教え子…。警察か奥様のどっちかに必ず捕まる出口無し地獄!!
初ダラマーノ。そんで久々のジャーロ。
そもそも目撃したのは主人公ではなく一緒にいた不倫相手のjk。「どうせ構ってもらうための嘘でしょ?」とか思ってたのだけど、翌朝ニュースになってた。念のため…と思い現場に行った主人公がバッチリとカメラに撮られて新聞に。しかもまだ現場の詳しい場所は報道されていなかったもんだから「お前が犯人だろ?」状態🤣でもまあ不倫クソ野郎だし仕方ないよね!
そして第2、第3の殺人事件が…。しかも全部自分の教え子😱なぜ教え子だけが狙われるのか…。そして存在が匂わされる「ソランジェ」とは誰なのか…。といった感じでミステリーが進行していく感じ。ちなみに監督のダラマーノはセルジオレオーネの撮影監督をしてた人。イギリスロケの綺麗な映像も見どころ。あと音楽はモリコーネ!
殺され方がエゲツなくて、ナイフを股間に刺し失血死させるというジャーロらしさ全開の変態度盛り盛り!女生徒たちを狙ってナイフで姦通するというのは比喩的なレイプシーンでもあり、犯人側の男性的な不能を暗示させる。そして中にはこの殺害方法が採られない被害者もいて、そこには規律に雁字搦めに縛られるカトリック学校の女生徒たちに隠された闇がある。
緑の車に乗る主人公、緑と白の服でチャリを漕ぐ不倫相手のjk。清廉潔白を装う2人の色彩が二重の意味を帯びていき、その片側の意味が、殺害シーンを悪夢の中で何度も見てしまうjk側の男性恐怖症と過去のトラウマをリンクさせた内面に深く入り込んでいくのもジャーロらしさ。謎の覗き穴で女子の着替えを覗きまくってる先生とか、さり気無く足を中心に狙うカメラとか、流石のジョーダマト撮影って感じのエロシーンも!
告解室の非対称性をそのまま犯人の伏線として機能させ、カトリック側の規律と現実に抱えてしまったものとの葛藤の中でグチャグチャになっていく犯人サイドの内面も全く説明セリフに頼らずに炙り出していくのも素晴らしい!犯人とその動機についてはサラッと語りつつ、その裏側にある深層の感情は犯人外のところにばら撒かれたモチーフたちに頼っているという慎ましさも好き👍