ソランジェ 残酷なメルヘンの作品情報・感想・評価

「ソランジェ 残酷なメルヘン」に投稿された感想・評価

女学園のイケメン教師が生徒と不倫してると思いきや、その生徒を殺され嫁と2人で真犯人捜索する話。
ジャーロの殺人シーンの派手さだとかアホくささ(いい意味で)は全くなく地味で真面目な作り。
まぁまぁだった。
Cem

Cemの感想・評価

4.5
妻がいながらも女生徒に手を出す先生、プラトニックな関係だけどクソ野郎だと思う。女生徒が次々と殺されるもんだから先生と妻が犯人を見つけ出す!つんつんしてた気の強い奥さんが夫を支え超良い女になっていくのが感心した☆*:
女生徒のヌード盛り沢山なのも見どころだし幼児退行したソランジェちゃんが可愛い。
モリコーネのスコアもたまらなく良い♪*゜
少女の危うさ、秘めごと、猟奇殺人がうまく合わさった良質ジャッロ映画。

先生と不倫する女学生が、不倫中に殺人を目撃する。だがそれは先生にとって教え子で、女学生にとって同じクラスの女の子。目撃者は自分しかいないのに、不倫バレを怖れて言えず…。その間にも次々と同じ学年の女の子が殺されていく。

ゴアはないが、服を剥かれて胸を出したまま外に捨てられて股間にナイフが刺されている残忍な殺人法。
犯人は身近な人物だが一体誰だ?というミステリー要素があるが犯人はまるでわからず。
タイトルでもある「ソランジェ」という人物の存在で一気に物語は進む。
そしてストンと腑に落ちる真相。

無名なのにめちゃくちゃ上手く作られていた。
真相のあとに一切無駄を見せず終わるのも良い。
マッシモ・ダラマーノ監督作品。
撮影:ジョー・ダマト。音楽:エンニオ・モリコーネ。
イギリスの女子学園の体育教師である主人公エンリコは、川辺で女子学生のエリザベートと逢瀬をしていた。そんな時エリザベートが別の女子学生が殺害されるのを目撃してしまうが・・・という話。

犯人探し的要素は薄い。終盤になって犯人、真相が一気に明らかになる。犯人よりも、少女達の秘密が明らかになることに主眼が置かれてるように感じた。
残酷描写はそうでもないけど、女子生徒の殺され方がエグい。主題となっているソランジュは少ししか出てこないけど、陰鬱な雰囲気が良かった。演じたカミール・キートンがバスター・キートンの姪孫という衝撃。

エンニオ・モリコーネのメインテーマがとても良い。涙を誘われる。オープニングの赤く着色された画面と合わさった哀愁がいい。
ジーナ

ジーナの感想・評価

2.0
隠れた名作と言われるジャーロ。

個人的には合わず・・・。
眠い中観たってのもあると思うけどw

女性の裸は一杯見れる。
でも、ダリオ・アルジェントやミケーレ・ソアヴィのように洒落てないんだよなぁ。
猟奇殺人者に狙われる少女達のサスペンス。
イタリア映画特有の映像美のみで突き進む作風とは一味異なる作風
明るみになってゆく真相
要となる人物の表現・魅せ方に一気に心持っていかれた。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.8
なに一つメルヘンな要素は無いけど、敢えて言えば無駄なシャワーシーンで無駄乳が沢山見られるのがメルヘンなのかもしれない。ストーリーを掻い摘んで、かつ噛み砕いて説明すると、女学生の連続殺人事件が起きると、しかもその殺し方がおまん…局部にナイフを突き刺して殺害とかなり残酷、その最初の現場に居合わせちゃう男が主人公なんだけど、こやつは自分とこの生徒と不倫とか言うエーコー・カノーもビックリなある種羨ましさすら感じるやましい事してるから事件の概要を警察に上手に話せなくて、「お主、何か隠しとるな…?」と疑われる当然の報いを受ける。そうこうしている内に第二の殺人も起き、ついには不倫相手の可愛い子ちゃんであり最初の事件の唯一の目撃者でもある彼女も猟奇殺人の被害に…この子本当に可愛かったのに…しかも犯行現場が二人の愛の巣だから余計に疑われる主人公。自らの身の潔白を果たすためにも独自の捜査を始める主人公、なぜかその過程で不仲だった嫁とは仲直り、浮かび上がる「ソランジェ」なる謎の少女、誰が・何故・なんの為におまん…局部にナイフなどと残忍な方法で殺害(実際は絞殺してから刺してる)したのか、最後の数分で全ての謎が明かされる様はなかなか爽快だし、終盤かわい子ちゃん達がとっくりセーターをノーブラで着込むあたりはこれまた確かにメルヘンかもしれないが、やっぱり一番のメルヘンは散々乳繰り合ってた癖に不倫相手が「処女」だったってとこだと思う。音楽:モリコーネ御大。
寂々兵

寂々兵の感想・評価

3.4
冒頭、既婚者にも関わらず若い女と浮気している男。人がいる、ナイフだ、殺人事件だと気を逸らす彼女に、そんなに俺といるのが嫌か!お嬢様学校出身でもろくな女じゃねえな!と身勝手にいきり立つもんだから、さぞ残忍な殺され方をしてくれるのだろうと思いきや、何とどうやらコイツが主人公!という意外性で掴みは完璧。ジャッロと言えど幻想ミステリ寄りなのでバイオレンスや鮮血は無いに等しいが、POVでの犯行、黒の皮手袋、意味のない全裸シャワーなどのお約束もしっかり盛り込まれていて良い。それ、要る?としか思えない家族復興のドラマはさて置き、股間にナイフを突き刺すという猟奇的な犯行動機が徐々に紐解かれていく終盤のシークエンスはさすがマッシモ・ダラマーノ!モリコーネの音楽もたまらん。
女子高の生徒が次々と股間をナイフで突き刺され殺されて行くジャッロ映画。
何でも、ニコラス・ウィンディング・レフンプロデュースでリメイクされるらしい。
正直、そこまでの作品か? とは思いますが、まあ、まずまずの出来。決して悪くはありません。
音楽:エンニオ・モリコーネ

妻と上手くいってなくて、教え子にちょっかい出してる不届き者の教師が主役なんですけど、彼が犯人の疑いをかけられる事によって妻との絆を取り戻して行くとこなんか、別に大して深く描いてないんだけど爽やかで悪い気しない。
この奥さんがヒトラーが好みそうなもろ冷たくて硬い感じのドイツ人なんだけど、段々笑うようになってきてね。感動ですよw

『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ』のオリジナル『発情アニマル』で散々な目に遭ってたカミール・キートン(バスター・キートンの孫娘)が事件の鍵を握るソランジェという女子を演じてるんだけど、原題「ソランジェに何をしたんだ?」が示唆する通り、とても悲しい、特に男性には突き刺さるであろうオチで忘れ難い一作にはなっていると思います。