人気シリーズ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』の黄飛鴻が師事した南派少林拳・洪家拳の始祖である洪煕官（ハン・カーロ）を主人公にしたカンフーアクション。釈由美子主演の『修羅雪姫』でアクション監督を務めたドニー・イェンが伝説的ヒーローを熱演したテレビドラマの５話までをまとめた作品。
ストーリーは、主人公の洪煕官（ドニー・イェン）が、旅から帰ってきたところから始まる。父のホン・ティンナムは、清朝の護衛隊の武術教練をしていて、清朝に迫害されてる民衆から白い目で見られている。そんな父に反発している洪煕官は、民衆の英雄である日月会のリーダー赤龍に憧れて弟子入りを志願するけど、洪煕官の武術と人格の未熟さを理由に赤龍は洪煕官の入会を断る。赤龍の正体は、洪煕官の父ホン・ティンナムで清朝皇帝の暗殺を企んでいることを知った洪煕官は、日月会と行動を共にする。だが清朝の部下に父と母を殺された洪煕官は、友人達と修行の旅に出る。
洪煕官は、少林寺の三戒和尚から棍術を教えを受ける。洪煕官達は、見事に両親の仇を討ち、少林寺に修行に向かう。
洪煕官は、棍術と洪家拳の達人なので、ドニー・イェンの洪家拳と棍術のクンフーアクションをたっぷり楽しめる。

「怒火」が楽しみすぎて、ベニーさんとドニーさんの名前に釣られて観てみた。
洪熙官について知っていることが前提条件なのか、外国人にはやや情報の乏しいスタートで、途中の重要そうな場面も割愛され、まだまだこれからだ！というところで終わってしまって、後で確認したらテレビドラマの全30話の1～5話のダイジェストだったらしい。何故わざわざそんな中途半端なことをしたんだろうか…
挫折中の「鹿鼎記」（トニー・レオン版）よりはアクションが楽しめるけど、普通の映画を観た方が色んな点で満足感はあるとは思う。
あと、「空飛ぶギロチン」シリーズを観て以来、空飛ぶギロチンを見かける度に喜んでしまうという習性が身に付いてしまった。

どうやらこれもテレビドラマだったみたいで、いまひとつでした。
こんなにレビュー書くのも遅くなってしまいました。

この頃のテレビドラマのカンフーはみんな早回しなので、正直言ってつまんないですが、この前に見た精武門よりはストーリーは面白かったかなと思います。

ドニーさんの作品で、あとほんとに見たいのは、ミシェル・ヨー姐さんと共演してる「レディファイター/詠春拳伝説」とファンの間でも賛否両論のオレ様映画「ドニーイェン/COOL」なんですが、これらはかなり入手が難しそうなので、無理かなぁ。どこかで配信してくれへんかなぁ。

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