独力で投票数を稼ぎまくる古のなんj民が裏金クンに見込まれ脱路上ニートし、今度は自身が汚れ町長になってのし上がっていくも自滅するまで。
偽装結婚した妻や子供の存在から正義に目覚めていく凡庸ドラマなのだが、スタージェスが手掛けると確実に普通以上になってしまうから不思議。沸点と笑いのツボが入れ替わってる狂人が何故か権力って設定はここで既出か。

あるバーのカウンター。
仕事で取り返しのつかないミスをし、落ち込む男に、バーテンダーが語り出す。
彼は過去、詐欺行為から何故かギャングに気に入られ、市長から州知事にまで上り詰めた男だった。


スクリュボールコメディのようだが、自分にはシリアスさとコメディのバランスが悪く思えた。
シリアス度が高く進むが、畳み掛けるラスト、、、コントやん🤣。


前半の擬似結婚のあたりはなかなかロマンティックなムードもあって、とてもほんわかした。
あと何よりブライアンドンレヴィが過去見た作品の中でも彼によく合っていた😊。


物語は面白かったけどなあ。
スタージェス監督のデビュー作かあ。
もっかいは観てみるかなあ。

この次の年にはサリヴァンを撮るとは思えない程、普通っちゃあ普通。
社会風刺コメディだけど、スピード感はない。
どこの国でも土建屋がもうかる。
あのハゲのおっちゃん出てきた時、「黒い罠」のヅラのひとやーん、ってちょっとテンションあがった。(俳優さんの名前は覚えられない)