魔界天使の作品情報・感想・評価

「魔界天使」に投稿された感想・評価

過去の男たちを変死させてきた薄幸美人が、新恋人の青年を怪異現象に引き入れてしまう。合成映像処理を東宝、特殊メイクをトム・サヴィーニが担当している、香港産ホラー・コメディ。

ヒロインとカップリングされた男は、殺人ピタゴラスイッチの発動により、あれよあれよという間におっ死んでしまう。そして、おっ死んだ元カレ3人組が亡霊の姿で現れ、トリックスターの立ち位置となり、主人公カップルに介入していく。

亡霊3人組が引き起こすイタズラは「8時だョ!全員集合」で志村けんとすわ親治のコンビがやっていた、おバカな幽霊ネタと大同小異。「あー、こういうノリなのね」と若干ながら退屈してしまうが、地獄の使者が登場してからの展開は、なかなかどうして見応えあり。

トム・サヴィーニの仕事は、亡霊の口が裂けたり、目ン玉が飛び出したりする、非出血のベロベロバーがメイン。クライマックスの地獄パーティでは、参加者の見た目がロメロ版ゾンビそのものになっている。あくまでも「ちょっと不思議な怪奇コメディ」なので、ハイテンションのカオス映像を期待するのは禁物。