三代の盃の作品情報・感想・評価

三代の盃1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

ジャンル:

3.7

『三代の盃』に投稿された感想・評価

静かな始まり。この静けさは、最後まで持続される。美術も、衣装も、抑えた色彩。斎藤一郎には珍しい、渡辺宙明のような音。河津の善玉は、表情が優しい。森一生監督の隠れた傑作。

勝新マニアを自認しつつ未見だったのだが、まさかこんな傑作だったとは。
「任侠映画」というジャンルが孕む矛盾と欺瞞へのアンサー、1962年時点でもう出してる。

序盤の勝新は侠客に憧れる若い三下で、ま…

>>続きを読む
陰影の美と端正な語り口に森一生かとわなないたけど、ちまちま気持ち悪いパンが苦手。見せる見せないにモワモワ。でもラストは雪岱みたいでよかった
イシ
-

山根貞夫の解説に「60年代の仁侠映画の設定そのまま」って書いてあったけどほんとにそのまま(仁侠道の組 vs あくどい組、アウトロー的な主人公たちのあくどい組への殴り込み)だった。
公開時のタイトルは…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事