
昭和10年、出羽三山の主峰・月山の麓を、急ぎ歩く女性がいた。志田周子(ちかこ)、26歳。故郷の父から『ハナシタイコトアリ スグカエレ』という電報を受け取った周子は、取るものもとらず帰郷した…
>>続きを読む新聞記者の佐々木明子は、「縄文のヴィーナス」の取材で蓼科を訪れる。探している人に会えるという予感があった明子は、父の遺品を携えて蓼科に赴いていた。映画祭の準備が進むなか、明子は無藝荘の守役…
>>続きを読む5年間も浪人暮らしを送っている虚無的な英介は同じ予備校に通う18歳の少女・佳に呼び止められる。彼女は2浪中の恋人・桑田と海で行った“心中ごっこ”の楽しさを話し出す。彼女たちは、英介が暴走族…
>>続きを読む高校生の椎名杏子(松風理咲)は、父を亡くし、母(富田靖子)と二人で銚子の街で暮らしていた。彼女が企画した<銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負>が、地元メディアにも注目され、地元の期待も…
>>続きを読む三河の国・佐野村の佐助、後のご存じ一心太助と、これもご存じ天下のご意見番・大久保彦左衛門忠教が出会ったのは、三代将軍・家光が征夷大将軍任官報告のため、上野寛永寺に参詣の途上であった。無礼打…
>>続きを読む(c)グループ風土舎みすみぷろ