たかが100分かそこらの尺に、笑わせて、ホロリとさせて、車夫佐度島他吉(辰巳柳太郎)の“まっしぐら”な生涯を描きます
観終わって、これはもう監督である川島雄三の“力技”・・・の一言に尽きる、と思い…
バズモクでつくられてないものの安心感をしみじみかんじる
家族とか、自分の過去がそこにあるっていう現実の話、したくない。
生きることイコール政治、だったときの感じとか。わあ。
じろうさんは結局行ったの…
若い頃にフィリピンで大仕事をした主人公にとってそれが晩年まで自分にとってのアイデンティティの一つになり、死ぬまでそれに囚われているとも言える話。わたしは基本、女性主人公の作品が好きだけども、本作は結…
>>続きを読む川島雄三監督の観る
明治末フィリピンで困難と言
われた道路工事終えて大阪に
戻った他吉。一夜だけのお鶴
が幼い娘と暮らしてるの知り
脚本 八住利雄
明治から昭和戦後まで大阪天王寺長屋で
暮らす…
次々と起こる悲劇を淡白に描きながら主人公の佐渡島他吉がバイタリティで乗り越えていく前半とそんな他吉が時代に置いていかれる哀愁を帯びた後半。明治〜昭和の揺れる時代背景を踏まえながら他吉という強烈なキャ…
>>続きを読む人間臭いおじさん、その周りの人、その周りの風景に、昔ながらの愛すべき大阪と変わっていく時代のドキュメンタリー味を感じた。
キツめに思える関西弁と喋り方と熱量、時代特有の音質の悪さで、本当に何を言っ…
現在にも通ずる古臭さを否定しつつ、その中の愛まで描き出す。
めんどくさいから世相に合わせた御涙頂戴にしているのではなく、多様な価値観を肯定する上で、“価値観を狭める”価値観を否定するのは多様性なのか…
老害に至る愛。そこはかとなく『無法松の一生』の変奏。「一人だけええ気持ちになって」と称される一本気男の自信、勝ち気、パターナリズムが歳月を経て衰弱した身体に相容れなくなりと。身を粉にしての不器用な愛…
>>続きを読む前半ほぼ暴走状態の辰巳柳太郎、家族もボコボコ死なせるし、吉岡さんとか関根7段みたいな対等か目上の止め役も居てないのでこれどうするんかと思ってたら最後に一気にしわ寄せが来た。あまりにも粗野で、鬼龍院政…
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