嗤う伊右衛門の作品情報・感想・評価

「嗤う伊右衛門」に投稿された感想・評価

gojyappe

gojyappeの感想・評価

3.0
原作は知らないが素敵なお話しになってる
ちょっと話が見えない気味だが
素敵だった♪
田宮神社界隈のCGナイス!
2003年当時の四ッ谷四丁目に興味があって
目を凝らしちゃいましたよ
見たいモノはまだ建設前でしたから貴重~
写ってなくて残念ってのもあるけどw
Canape

Canapeの感想・評価

3.7
懐かしくて見てみる。ジャズとパイプオルガンが鳴り響き舞台と映画が融合したような蜷川劇場嗤。タイトルとは裏腹に無表情の伊右衛門。その伊右衛門が嗤う時ー。知っているお岩さんのお話とは違う、怪談だけど純愛だよ。岩と伊右衛門の愛に言葉がないよ。なんか言ったら二人の世界を壊しちゃいそう。ほんの小さなことだと思うけど、岩の顔の映し方とか蚊帳をかいした触れられない手のアップとか舞台ではなしえない全てが詰まっている。ビビりだから普通なら気味が悪くて飛び上がっちゃうようなラストも、なぜかとても美しくて幸せに感じる。忘れがたいラストの衝撃に浸りながらしばくは何もしたくない。
恨めしや伊右衛門どの、恨めしや・・。
恨めしも、愛しも同じく人から思慕する想い。岩よ、俺を存分に恨め!生けるもひとり、死ぬもひとり。ならば生きるの死ぬのに変わりはないぞ。
蜷川ポイントで点数高め
蜷川幸雄監督
京極夏彦原作

心に傷をもつ摂州浪人「伊右衛門」
大病を患い顔が醜くなった「岩」

民谷又左衛門の家では、岩の容姿から婿が来ず、お家断絶の危機に。
又市の紹介から、長屋で貧乏暮らしをしてる伊右衛門を岩の婿に迎える。

寡黙な伊右衛門と活発な岩ですが、気持ちが寄り添い、いい夫婦になる。

それを面白く思わない与力の「伊藤喜兵衛」は、自身が囲っている「梅」と嘘の話を使い、民谷の家の幸せを・・。

伊右衛門役の唐沢寿明の寡黙で目に力を入れる演技は良かったです。
岩役の小雪も、お岩さんのイメージを変える位に凛としていて。

私の好きな役では、椎名桔平の伊藤喜兵衛は残忍で色を好み、うす笑いを浮かべる表情が素晴らしいです。
それと、直助役の池内博之と又市役の香川照之も上手い脇役で、ドラマを回して引き締める重要な役割で。

ラストの伊右衛門の殺陣には、凍りつくような戦慄を感じました。
あずさ

あずさの感想・評価

3.2
その昔、夏目漱石が「I love you」を「我汝を愛す」と略した生徒に「日本人はそんな図々しいことは直接言わないものだ。月が綺麗ですね、とでも訳しなさい、それで伝わるから」と窘めたというのは有名な逸話。
この映画を見るたびに、私にはお岩の「うらめしや」という言葉が「I love you」に聞こえるような気がして、その逸話が思い出されるのです。この怪談をこんな純愛として解釈させるなんて、特異な映画です。
四谷怪談を新たな視点で捉えなおした京極夏彦版四谷怪談
京極マニアなので劇場で
いい役者揃えてこれですか?
原作が素晴らしいから最後まで観れたけど(3度ほど)原作の切なさ感動どっかいってしまったよ!˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
小雪は役にピッタリ!六平直政の怪優振りが唯一の救いか?原作に対しての点数としてのプラス4.0点です。映画自体は1点しかあげられません
最初は上映時間も長いし、見るのに躊躇していたが、冒頭から蜷川ワールドの引き込まれてしまいました。
小雪の凜とした演技はよかった。
みや

みやの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家名断絶の危機にある民谷家に浪人・境野伊右衛門が婿入りし、疱瘡のために顔が崩れている岩を不器用ながらにも愛し続けた悲恋の物語。
四代目 鶴屋南北「東海道四谷怪談」と「四谷雑談集」を下敷きに執筆された京極夏彦の同名小説が原作。随分前に既読済。

2回目の鑑賞だが、ほとんど覚えていなかった。
「魔性の夏 四谷怪談・より 」を観たばかりだったので、伊右衛門のあまりのギャップに驚く。
京極版伊右衛門の方が異色なのだとは分かっているが、こちらの方が好き。

前半は伊右衛門も岩も不器用なので言葉が足らず、「なんで喧嘩してるの?」「なんで仲直りしてるの?」と疑問に思うことも多々あった。
途中で離縁してから、一気に面白くなる。
人間関係の絡み合いやすれ違いが上手かった。
流石。

とにかく岩役の小雪が美しい。
顔の半面が醜いからこそ美しさが際立つ。
凛としてかっこよかった。
故蜷川幸雄氏の隠れた名作

やはり舞台演出家の作品なので

言葉の使い方が秀逸

四谷怪談をモチーフにした
恋愛モノです。

ご一見あれ
雰囲気はあるけど、所謂「怪談映画」とは違うから、ホラーを期待すると大きく肩透かしを食らう。
稀代のクズ人間であるハズの民谷伊右衛門が良い夫として描かれている事への違和感が凄くてそれを受け入れられないまま終わってしまった感じ。
京極夏彦原作でセカイノニナガワ監督だからやや大衆的になってしまうのは致し方なしか。

兎にも角にも小雪が最初からあの特殊メイクながら美しさ衰えず、それが一番恐ろしい。
rodegin

rodeginの感想・評価

2.8
表現がおどろおどろしい所が良かった。
でもお話が唐突な所があり興醒めする所もあり少し残念。