ブレアウィッチがPOVの草分けなら今作は種を蒔いたような立ち位置かも。

謎のUMAを追うべくして森に入る一行。
関係者4名の内2名は死亡、1名行方不明。もう1人は唯一の生存者として殺人の容疑として問われる。
真犯人は…？！みたいなお話。

事件を追うモキュメンタリーを軸に色んな角度からの考察で展開していく。

良い意味ですげぇ後味悪い。
「『木』しか見ていない、『森』を見逃している」っていうナレーション、こりゃぁ、参った。

インターネット時代の先駆け的な演出は新鮮だったし、作品としての作り方も結構斬新。


全体的に荒いけど、それがめちゃくちゃ良い味出してる。
モキュメンタリー作品好きなら抑えてほしいな。
何気に結構凄い作品だしDVD化されてないの惜しいな

• #povは傑作

伝説の怪物ジャージーデビルの姿を記録するため四人のテレビ制作チームがとある森に足を踏み入れた。
しかし撮影クルーのうち二人は惨殺死体で発見され一人は行方不明、生き残った最後の一人が容疑者として逮捕された。
数年後、あるドキュメンタリー映画の監督がこの事件の検証を開始するが・・・・。

伝説の怪物ジャージーデビルを見つけるために森に入った撮影隊の様子を追ったドキュメンタリータッチのホラー映画。
POVホラー映画 ブレアウィッチプロジェクトとタイトルが似ているがどちらかと言うと後日談といった感じの映画であり、森に入った撮影隊に何が起こったのかを関係者の話から検証していくといった内容だった。
正直ブレアにあったような不気味な感じなどはあまりなくひたすら真面目なドキュメンタリーを見させられているといった感じでやや退屈な部分は多かった。
しかしクライマックスに関してはそれまでのPOV撮影といった概念をひっくり返したものがありここだけは結構驚いた‼︎
全体的には残念ながらこの手の映画のファンが見たいと思ったものは最後まで映らなかったが、クライマックスの展開だけは一度見ても損はしないかな。

DVD出てないのもったいないなあ