ノロイの作品情報・感想・評価

「ノロイ」に投稿された感想・評価

レビューが良いこともあり、すごく期待してたのもあり、うーん。
2時間近く見て、最後のシーンで、
頼むからこれで終わらないでくれ。ここまでみたんだから、もっと最後に追い込まれる怖いものを出してくれ。
と心の中で祈ってる自分がいました。
が、しっかり終わりました。
知り合いの人に以前勧められた作品で、今のマイブームがホラー映画なこともあり見ました。

ドキュメンタリー風の心霊ホラー映画なのですが、面白かったです。
この手のタイプの作品はあまり興味が沸かなく見てこなかったんですが、面白かったです。この作風の雰囲気や質感に独特の魅力がありました。

架空の番組や新聞が精巧に作られていて、この部分だけを見たとしたら、普通に実在する物だと思ってしまうようなクオリティでした。とても良かったです。
それに登場人物もどこかで現実味があって良かったです。霊能者の堀光男が凄い印象に残りました。
シオリ

シオリの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

不安でじんわりした異様さがずっとある感じたいへんよかった。
お芝居とか演出であれだけの嫌さと怖さがでるのすごいな。
鳩わしづかみとか瞬間的にうわって思うやん。
堀さんいい人すぎる〜〜しかし優しいからって救われないんですよね。

「たぶんねぇ、もう全部だめなんだよ」ってあのトーンで言われたらもうあかんわ。こわいすぎ。
のぼる

のぼるの感想・評価

3.2
びっくり系ではないので、怖いの苦手でも平気だよ^_^

構成というか見せ方が丁寧でとてもわかりやすいのに考察する余地まであるので、わりと何度見ても発見がありそうな作品。

なんでそんな言い方できるんだ!!!!

とかも禍具魂に影響されているのか、それとも儀式を誤魔化す為の狂言なのかとかで考える事が出来たりする。
そもそも何故それを呼ぼうとしたのかとか、結構考えればキリがなく考察できる。
よく出来てます。
ホラー映画は見る環境も大事だよなぁ、子供の頃家族と見た時は全然怖くなかったのに大人になった今1人で夜中に見るとすごく怖かった。
白石監督のモキュメンタリーは本当におもしろい
堀さんのキャラも割と好きです。アルミホイル。
桑原

桑原の感想・評価

4.0
低予算モキュメンタリーと侮るなかれ、俺はビビってカーテンを閉めたぞ。

この映画の何が怖いって、グロ描写でもなく、呪い祟りといった超常的な力でも無いと思っていて、蓋をしていたはずの不快な記憶が、既視感に切り替わっていく部分にこそあると思う。

「地域で有名な電波系人間」「怪文書」「隣人トラブルの絶えない婆さん」「ゴミ屋敷」「鳩をやたら飼ってる家」こんな感じの、なるべく関わらないようにしよう、見ないフリしよう、といった日常と隣り合わせの不快感が惜しみ無く描かれ、忘れていたはずの景色が既視感として蘇ってくるのだ。

そこに「駆け出しタレントが止む無く参加する心霊番組」や「うさんくさい超能力番組」といった現実と地続きのグリッドが用意されることで、フィクションと理解していても、妙なリアリティを味わえてしまう。

それはまさに、
"都市伝説が伝承される事で存在し得る"ように、「本当にあったこと」という嘘が真実味を産み出す、その現象そのものにさえ寒気がしてくるのだ...

二度三度と見れば笑ってしまうだろうが、ぼんやり見ていたつもりが、グッと引きずり込む力が凄まじい一本である。すっかり白石ワールドの虜になってしまった。

言い方ァァ!!!!


と、思いつつ、最近あんな家減ったし、あの手のうさんくさい番組も無くなってしまった。
この映画の醸し出す妙なリアリティと、生暖かい不快感を肌感として感じられるのは、案外俺世代がギリギリになるのかもしれない。
素晴らしい作品であるが故に賞味期限があるのが残念で仕方ない。
座敷童

座敷童の感想・評価

4.2
ある意味本質的なホラー映画だった

アーカイヴ形式なのが凄い良かった。断片的な情報にこそ怪異は潜み、点と点同士の微かな繋がりで呪いは伝染するものと思うからめちゃくちゃ刺さった。良い。
途中この映画長いなあと思ったけど、全編通してじわじわと詰め寄って来る得体の知れない気持ち悪さがあって良かった
ヒチ

ヒチの感想・評価

3.3
白石監督のちゃんと怖い方のやつ。構成が巧みで冒頭に結末が提示されることによって、行き当たりばったりにも見える物語がちゃんと筋が通ってるように感じられる。中盤までの恐怖の煽り方も上手くて引き込まれたし、ラストの唐突さも衝撃的。

でも『オカルト』や『コワすぎ』シリーズみたいな傑作たちに比べて、被写体の魅力やカメラの役割への意識、理屈完全無視のブッ飛び具合が欠けてる気がする。

このレビューはネタバレを含みます

怖すぎてどろっとした嫌な汗かいた
フィクションでよかった〜、劇場で見ていたら確実に死んでいた ホラー映画の中で絶対頭ひとつ抜けてる 祟りというのか神社系というのか、洒落怖とかこういうのだよね?
顳顬草紙という平山夢明の恐怖度MAXの小説がある、むちゃくちゃ不気味で魅力的だけど怖くて手元に置けない実録作品集である または友川カズキの一人盆踊りに収録されているお地蔵さんに祟られる体験談、本作はそれらに匹敵するヤバさ ヘレディタリーとか悪魔のいけにえが全部ネタに化す恐怖 びっくりとかグロとかそういうんじゃない日本人的な感覚のホラー

2回目
白石監督のテーマである犬と霊体ミミズに加え、異形・神社・結界・儀式・生きてるヤバいやつ(プッツンババアとオモシロ超能力ジジイ)・一瞬見えるグロいもの(死骸、かぐたば)・超絶ラストという盛りだくさんの作品なのにしっかりきれいにまとまっている。すごい…
エンドロールをぶつ切ってまでモキュメンタリーに仕立てあげようとする熱意には感服だ。
挿入されるTVのVやニュース、新聞記事のディテールが細かくリアルさが増している。
かぐたばや石井潤子の話をした瞬間扉を閉めたり去ってゆく田舎住民が良い。触れちゃいけない感がビシビシ伝わってくる。
何よりこの映画本当に分かりやすい。くどいほど犬にフォーカスしたカット→村から犬が居なくなってるくだりとか「もう全部ダメなんだよ」っていうカナちゃんのセリフ、伏線を思い出させるVをちゃんと挟んでて「僕ら前にちょっぴり言ったからね、それ手がかりに思い出して考察してね〜ン」的なぶん投げアリアスター手法じゃないんだもん、、、好き、、、そろそろギャグ路線から戻ってほしいワ、、、
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