アンソニー・マン監督。

冒頭の空から写すNYCが素敵なノワール。

マンハッタンで繰り広げられるカーチェイスが見もの。
脇道に外れるのは車も人生も、なのか。

時代を感じさせる終わり方。

奇想天外映画祭2022

流石っす。冤罪によって組織と警察両方から追われる身となる展開で80分という尺は理想的すぎる。救いのあるエンディングにも好感が持てるが、大都会の被害者という運命論ではない普遍的な主題の扱い方も、やはりベティカーやルイスよりもマンに軍配が上がるのでは。

＠シネ・ヌーヴォ ～フィルム・ノワールの世界vol.4～　　　

話は巻き込まれ系ノワールの定番やけど、噂のカーチェイスシーンの撮り方はめちゃくちゃ恰好よかった。ミニチュアじゃないよねアレ。要所要所で出てくる犬猫に癒されつつ、やっぱり悪いことしてお金を手に入れてもいいことないなと思ったのでわたしは真面目に働こう(こればっかり)。

ということで、今回の特集上映21本中17本を鑑賞した結果、大体の作品で思ったことを記してフィルム・ノワールの世界vol.4のレビューを締めたいと思います。

出来心 金を取ったら 殺られるぞ
(ひねりも何にもないので全く締まらないという指摘は受けます、すみませんでした)