街の風景の作品情報・感想・評価・動画配信

「街の風景」に投稿された感想・評価

凡人

凡人の感想・評価

4.0
1931年版Do the right thingぽい。
悲惨な事件に発展してしまうまでの数日間。


アパートに住む移民労働者たちの会話が面白い。本当にいたんだろうなあと納得してしまうリアリティ。
ユダヤ人、説教しがち。
アパートに住むいろんな事情を抱えた人たちを、群像劇っぽくわりと丁寧に描いている。
画面に映るのは、複雑化された家庭内環境の一端だけど、殺人事件に発展してしまうまでを緻密に積み重ねてるなとおもった。
こんな街、出て行こう。ラストカット、よかったね。
犬

犬の感想・評価

3.5
事件

貧しい移民たちが暮らすブルックリンの古アパートを舞台にした愛憎と人情を描いたドラマ

道での話
人々の暮らしが伺えます

会話劇

背景がそれぞれバラバラ
ロマンスもあり

見応えあります
lemmon

lemmonの感想・評価

3.6
面白かった!


ニューヨークにある安アパート。その風景が今でもイメージできるニューヨークの裏通りの佇まいそのまま。舞台はそこだけ。1日から2日間くらいに起きた出来事をとらえる。


人種のるつぼと言われるこの街を、何気ない会話などからここはニューヨークであると感じさせてくれた。
起きた出来事は映画の題材として珍しくないが、出てくる人物は皆、貧困と、それに設定は夏であろう湿気にもイライラ。他人に難癖をつけるかと思えば、困れば助ける。見ているとそんな人間関係も、他人事とは思えず、なぜか愛おしく感じる。


クライマックスで起きた出来事から街の風景がガラッと変わる、そして終われば元に戻るあたりが滑稽だ。どこの街もそうではないだろうか。人間は所詮赤の他人。


ラストのショットも印象的。
シルヴィアシドニーはここ最近よく見かけていたが、この人本物だなあ。素晴らしい😊
会話劇がメイン。アパートのロビーになってる広場って、カメラ動き易そう。手回り効く空間。
いけ

いけの感想・評価

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非常に限定された空間に出入りする人物達。仰角にびくりとしながら、群衆のクレーンに痺れる。
女は死によってそこから出れる。
『裏窓』的面白さも?
サスペンスフル。街の風景→輪になって歌い遊ぶ子供達→なんだかんだ→輪になって歌い遊ぶ子供達→街の風景と導入と幕引きでサンドイッチしてるのがいかにも神目線な「street scene」という題名と合致していてそこだけで心掴む。穏やかではないにせよだらりと続くアパート住民達の会話劇から銃声の音で駆け寄ってくる周囲の奴らの正面バストショットの連打畳み掛け超群像シーンの盛り上がり(その後の親子愛(殺しといてそりゃねーだろ)、恋の成就、恋人の母との和解みたいなのはオマケ)は分かりやすく凄いぞうわああきた!って嫌いじゃないこの感覚。
一

一の感想・評価

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ほとんど1軒のアパートの玄関先でのみ展開する会話劇。大恐慌のニューヨーク、移民を含むご近所付き合いのあまりにもアケスケであまりもギスギスした人間関係に胸塞ぐ。黒人は(ほぼ)出てこないにしてもスパイク・リーの『ドゥ・ザ・ライト・シング』を思い出さずにはいられなかった。
インフルエンザの予防接種当日に、ぼーっとした状態で観にいったせいで、残念ながら前半爆睡。よって評点は控えます。
発砲事件が起きる少し前に起きたのですが、そこからの縦横無尽な(と感じさせる)カメラワークがおもしろかったです。
限定的な空間を撮った演劇的な作品。

限定的であるが故の構図とかカメラワークには、後の黒澤明と成瀬の中間みたいな趣が感じられて中々面白かった。(途中若干余計に思えるカット割りも見えて少し気になったが)
アパートの玄関前を舞台にしたワン・シチュエーションもの。集まるのは国籍も階級もバラバラな人間たち。
その形式に反して、カメラが俯瞰して大通りを縦の構図で捉えるときが一番盛り上がるという。
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