しっかりとノワール。やたら美しい美しいと言われるヒロインのロージーより、やたらひどい扱いばかり受けるクララの登場するシーンの方が艶やかで素晴らしい。
終盤のデュークとの上下関係でのカットバックは本…
冒頭と終盤の銃撃戦が最高。ドアの影の合図。窓に映る影。じりじりと悲鳴を上げるまでの溜めが絶妙。
冒頭では悪女全開なのに、中盤から弱くなっていく二面性のジェーン・ランドルフが良い。シーラ・ライアンとの…
実行犯を店に手引きし、強盗を謀る美容師の女とその恋人。
駆けつけた警官を咄嗟に殺害、口裏を合わせて無実の青年を容疑者に仕立て上げる。
銃撃戦よりも女同士の取っ組み合いの方が印象的。
数日前に鑑賞した…
フィルム・ノワールの巨匠アンソニー・マン監督による、偽の証言が引き起こすサスペンス。偽の証言を信じる者、疑う者、巻き込まれる者の三者三様で事件は思いもよらぬ方向へと進んでいくのだが、警察があまり仕事…
>>続きを読む好B級ノワールだが、西部劇ではないアンソニー・マン作品の、なんとも言えない座りの悪さはある。
2020年代に観ると、話やキャラがなんともおマヌケだが、映画というものは決して、断じて、話(スジ)で観…