夜の人々の作品情報・感想・評価

「夜の人々」に投稿された感想・評価

大野

大野の感想・評価

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結婚式へ向かうところのショットから、二人はカメラから逃れ彼らだけの世界に入る。
ラストでキャシー・オドネルがすぐに踵を返す時の美しさ。そして、その後の歩みを後ろから撮る上品さ。
2人のクロースアップの素晴らしさ。キャシー・オドネルがどんどん可愛くなっていく不思議。
オチは誰でも予想がつくけど、だからこそ観てる間ずっと悲しくなるっていう...

キャシーオドネルの特徴的な顔が好き。
なんかレナセドゥに似てる気がする。
s

sの感想・評価

3.9
これ処女作なのか
キーチは、おれが思うファムファタールではなかったけど 見えてる破滅へ向かう感じは良かった
NOTW

NOTWの感想・評価

3.6
授業で見た

愛の逃走劇ともいえるかな
一度手を汚したら二度と逃げられない
荒くれオジサン達と一緒に脱獄し、銀行強盗の仲間となった青年が、潜伏先の娘と恋に落ちて一緒に逃避行することになる犯罪青春映画。不幸な育ちによって頑なだった2人の若者の心が愛の目覚めによって少しずつ溶けていく心の機微が瑞々しく表現されている一方で、銀行強盗シーンはレザボア・ドックス並みにスキップされている大胆な構成。ヒロインの恋愛脳になる前と後の艶やかさが別人レベル。何かこの人たち、キラキラしすぎじゃね?と思った時点で自分には無理だった。
2018.7.15 DVD(字幕)
やま

やまの感想・評価

4.1
どうしてこんなどうしようもない彼に同情を覚えてしまうのか。人殺しで、刑務所も脱獄するような奴で、懲りずに銀行強盗するようなやつなのに。
ただ愛する女が出来て、その為に足を洗おうとするそれだけに強い同情を覚える。

16歳で人を殺しムショ暮らしをしていた彼は、女を覚えていなくはじめての守るべき存在に必死に頑張る姿に感動する。あの純粋無垢な子供の目に惚れる。
彼女もまたその目に惚れたのだろう。


似たような作品に「暗黒街の弾痕」がある。フリッツラング監督による演出は素晴らしいもんで、そちらのほうが僕は好み。
だけど今作は負けないほど、影の作りが上手い。夜にしか行動できない彼らという設定なだけに、上手く成されてる。


指名手配犯で終われる彼の不安を煽るような演出も上手く、バスで隣の赤ちゃんが大泣きするシーンで周りの人々が、彼を見つめるシーンは観ているこちらもヒヤヒヤする。

彼女と上手くいって欲しい!彼は改心したのだから!と思うのだけど、やっぱり悪い事した奴にはしっかりと罰が下る。

悲しい映画なのだけど、オシャレな暗さで包まれていて、心地良かった。最高の映画。
ただ黙って夜のとばりの成り行きを見届けたくなる、そんな映画もございます。ニコラス・レイ「夜の人々」

多くの場合、初めて出会う人すべてと新たな知己を得るわけではないし、異性と出逢うたびに新しい恋に落ちるわけでもない私たちは、僥倖にも似た不意打ちの出逢いの中にしか存在しない理解不能な記号を察知するために架空と現実という隔たりが大きく関与してくるメロドラマに視点を求めます。

(裏切り)が介入せずに成立する事が唯一許される虚構がメロドラマである、と誰かが言ったかもしれないような言葉が何の誇張も違和感もなく観終えたのは昨年10年ぶりに観た溝口健二『残菊物語』以来。

タイトル通り、全編の殆どが夜の帳に包まれたようなこの映画は逃亡という主題ともに明るくない印象を招きがちですがファーリー・グレンジャーとキャシー・オドネンの初々しい息遣いが耳元まで伝わってきそうで官能性とは異質のエロスに痺れるばかりです。

やはり画(え)ヂカラのある映画はハッピーエンドでなくても力強い余韻が残ります。
甘美な体験でした。
ubik

ubikの感想・評価

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人生ベスト
猶予期間の恋人という、レイのシグネチャーが処女作からある。傑作。
ラストシーンで、汽車の音が鳴っているのがにくい。別れを確信する。
ラストシーンは劇っぽい照明。
汚れた血が引用してる。
isis2315

isis2315の感想・評価

4.0
やっぱり何だかんだ言って、こんなの見せられちゃ泣いちゃうよ。
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