ナッシングパーツ71/NOTHING PARTS 71の作品情報・感想・評価

ナッシングパーツ71/NOTHING PARTS 712011年製作の映画)

上映日:2012年

製作国:

上映時間:188分

3.5

「ナッシングパーツ71/NOTHING PARTS 71」に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

4.0
メイド・イン・オキナワの問題作「ナッシングパーツ71」がやっと東京で見れました! ウチナーンチュが語りたがらない沖縄の「基地地主」に絡む問題をかなりシリアスに描いています。出演しているのは山城智二さんをはじめとするFECの芸人さんたちなのですが、ゼロ・ダーク・サーティー並みに緊張感漂う画面。舞台挨拶では漫才コンビのようだったけれども、仙頭武則監督の演出はさすが! 終映後には主演の智二さんや仙頭監督に作品に関する貴重なお話しも伺うことができました。キネマ旬報ならかなりいい評価をしてくれそうな作品です。沖縄好きの映画ファンは必見ですよ〜!
名古屋版を観に行った
仙頭監督のトークショー付きの回だった。そろそろ一年経つだろうか
内容は沖縄に住む本土人が見た本当のオキナワを感じられた
出てくる俳優さんはデブばっかりで利権がらみの生臭い土地。観光地ばかりで明るい雰囲気はどこにもなくて空にはアメリカ軍の飛行機が飛び回る。
沖縄の事を全く知らなかったのだなと反省するほどイメージしていたオキナワとは違う世界が描かれていた。
日本人の内と外という感覚をこれでもかと見せてくる。結局のところ日本人はみんな村社会から抜け出すことが出来ずに問題が対岸の火事なら何にも思わないというメッセージ性が強かった
ジャームッシュやゴダールを意識したんだなぁと
邦画っぽくない映画でした
数時間唸ってからサムズアップ。ハイサイエイサーティダカンカンなウチナーのための沖縄裏知識2時間ツアー。どうしてもナイナイ岡村くんの感想が聞きたい。現状に利権が絡まってがんじがらめの沖縄内部の姿を描く気勢も、癒しだ社会正義だ単一民族だという幻想にまとめてアッパーを食らわす姿勢も、なかなか邦画で見れるものではないので、胸糞が良かったり悪かったり、観る側はきっと落ち着かないだろう。私が思うところの“運動の連続としての演出”観からしてあまりベターと思えない演出も若干あるとは言え、(言いたいことをとにかくのべつ幕無しに言いながらも)運動として寡黙に進んでゆく本筋の遺骨男と軍用地男の縦横無尽なる旅路に映画的な即興性は上昇する(こんなこと言うのは野暮ったいかもだが仙頭氏の映画的記憶には、多分にゴダールと北野の影響が色濃いのだろうな、と)。自分を轢いた相手にもニヤニヤして愛想のいい遺骨男が、「民族の怒りに燃ゆる」「沖縄を返せ」と歌う声を部屋に流し、口ずさむ。まっとうに大きな怒りは、往来にはびこるような小さな憎悪たちを無効化しうる鍵なのかもしれない。