沖縄問題に言及したドキュメンタリー映画は数多いが、この時代特有の厭世的なムードで小川プロほどラジカルではない東陽一の「問題提起」。如何にもATG映画っぽいが、どこかATG映画とは違う感触があって歯痒…
>>続きを読む何を言いたいのか、気迫のない、意図不明の作品。東監督曰く、「私は明快なストーリーを組めない。不定形のまま提示したい。自分との立場が明確ならばよいのだ。基本的な立場がどこにあるのか、それを考えてゆけば…
>>続きを読むひめゆり部隊を率いた仲宗根政善さんのエピソードが出てきたけど、やっぱりあの人はすごいひとだったんだなぁと。
コーラの空き瓶を砕く冒頭が象徴的だったけど、割とイデオロギー色強い。「故郷からアカを追い出…
本土復帰前の半世紀前の沖縄のドキュメンタリー。本土に復帰したのに日本の民主主義はむしろ後退しているんじゃないかと。
監督は四季・奈津子やもう頬づえはつかない等の東陽一だが、こういうドキュメンタリー…
"闘争の時代"というか、良くも悪くもイデオロギー的な語り口がどうしても退屈に思えてしまう。
かといって公正中立な語りが面白いかと言えば、全くそういうわけではないので難しい。
何というか、イデオロギ…
冒頭のアメリカ製のガラス瓶を溶かし「オキナワ産」として再利用するシーンがこの映画の全てを物語っている気がする。金網に囲まれた自由・平和・民主主義=米軍基地、そして金網で閉ざされた自由・平和・民主主義…
>>続きを読む良いドキュメンタリーだ。コカコーラの空き瓶を砕いてガラスを再利用する工場の場面で始まり、沖縄の現状を淡々と語るナレーションとほぼ聞き取れない土地の人の語りが重ねられるなか、米軍の支配下を生きる様々な…
>>続きを読む