【重層性を持つレバノン映画】
1998年のレバノン映画。ジアド・ドゥエイリ監督作品。
ベイルートのフランス語系学校に通う高校生タレクを主人公に、西側がムスリム、東側がクリスチャンに分かれてしま…
このレビューはネタバレを含みます
可哀想に、自分じゃなくてよかった、神様ありがとう、の話しながら泣いてる2人見てたらもうやるせなくなってしまった
苦しむことがわかってても生きていく道を選ぶのと、常に死と隣合わせでもいつかいつかってた…
監督の弟が主役のターレック( Rami Doueiri)、西ベイルート(モスリム教が多い )に住み、東ベイルート(マロン派キリスト教が多い)にあるフランスの学校に通っている生徒役。この学校ではフラン…
>>続きを読む秀作。
この映画でやっとレバノンとフランスの関係が少しわかった気がした。最初のフランス学校の先生の態度がとても海外にいるフランス人(もしくはフランスで教育を受けた人)らしい。
カルロスゴーンはこ…
一部しか観れてないが授業で鑑賞。レバノン内戦が始まり最初はその状況を面白がっていた少年が徐々に戦争の深刻さを感じ表情が変わっていく
家族で国を出るか否かを争う両親の会話は増え続ける現代の難民達もみん…
1975年ごろ?レバノン内戦期の物語
街中で銃声が鳴り響いたりして、いつ死ぬかも分からない中で、青年達が青春を楽しんでいる様子が少しおかしくて面白くて、だけどやっぱり内戦の深い傷が重くのしかかる映画…
神戸元町映画館のイスラーム映画祭で、初のフィルム映画鑑賞。スタッフ方が教えてくださった豆知識と自然体のお客さん、さらに素晴らしい作品が融合すると、こんなに「味」のある空間になるんだなと思った。
控え…
イスラーム映画祭4 in 神戸
昨年の個人的ベスト3に入る「判決、ふたつの希望」の監督のデビュー作と聞いたら、どうしたって駆けつけてしまいます^_^
1975年のレバノン。ここから内戦に突入する…
毎年行こう行こうと思いつつ行きそびれてた、念願のイスラーム映画祭にて鑑賞!
1970年代、レバノン内戦の勃発の瞬間から内戦へ発展していく様子を、中学生ぐらいの少年の目線から描いた映画。恋や性と好奇…
イスラーム映画祭4(2019)にて鑑賞。自分の背景に捉われることなく好奇心旺盛な目と快活な行動力で少年ターレクが東西に分断されていく時代のベイルートを体感。内戦の非日常性に興じていた彼が家族分裂の…
>>続きを読む