これなんとなく好きで、数年に一度観たくなる。
錦戸亮くん好きなんだけど、この役柄が感じがいいからたまに観たくなるのかも。

あんまり重すぎないし。

あと、さとえりがなごみの服めっちゃ引っ張るから服が伸び伸びで、伸びちゃう〜！ってなるのが印象的(そこ？)
本当はメリーゴーランド🎠のとこだよね、名場面は。

「愛って何？」
先生は私の胸を指差して言った。
「ここにあるわ」
この時初めて
自分の胸の鼓動を意識したのだった。

映画公開当時から見たかった作品で見よう見ようと思いつつキャストが不安だったので映画館には足を運びませんでした。
可もなく不可もなくって感じでした。
もともと期待してなかったというのもあり、特に残念に思うこともなく最後まで見ました。

" これは実話に基づく "
実話に基づいてるのに全然泣けなかったのは少し残念。こういう系統の映画が好きなのでよく見て一人で泣いては心を浄化してるのですがこれには涙が出なかった。
ある種、誇張しすぎてないからこそ涙が出なかったというのもあるのかな。
最初の方、2人が仲良くなっていくシーンは北川景子の演技が見てられない。(結婚おめでとう！KK！)
詳しく出てこなかったから分からないけど下半身不随なのにバリバリ動けてますやん…って思うところが少々。
錦戸くんは相変わらずの演技です。

ただ後半になるにつれてお互い慣れてきたのかどんどんいい演技になっていきます。
リハビリのシーンでの演技はすごい。
初めての頃とは別人のようです。笑
実話の方に関しては恋愛に特化した話ではないらしいのですが今回この映画は恋愛だけに重点を置いたお話。
恋に落ちるまでが早いな〜、実際もこんな感じだったのかしら？(元カノにビン叩きつけられたのは嘘だと言っておくれ)

半ドキュメント、半恋愛映画って思いながら見てました。
メリーゴーランドのシーンは見てるこっちが恥ずかしかったです〜！
窪田くんもわざわざ乗せてあげるなんていい男。
メリーゴーランドのシーンは撮影する直前にキスしてくれって言われたらしく、一回目メリーゴーランドが上がってキスしそびれるのは演技ではなくリアルなハプニングだそうです。だからとっても自然体でしたね〜！照れてる2人がなんとも言えない。

恋愛に重きを置いてるので曖昧な形で済んでるのは仕方ないですが双方の家族とのやりとりは見てて心苦しかったです。
『俺は孫の顔も見れないのか！！』
このセリフは聞いてて私が泣きそうでした。もし、自分の子供がその立場だったら同じことを言うのでしょうか…。
親は自分の子供が一番かわいいですからお父さんの気持ちも分かるんですけどね。
でも言っちゃいけない言葉ってありますよね。心が痛かったです。

もう少し演技力があればな…と思うことはありましたがスローペースでじんわりじんわり心を奪われていきます。
涙こそ出なかったものの真実の愛ってこういうことなんだろうな、と痛感。
" 胸の奥がぎゅーっとなって、この人のために何かしたい、この人の役に立ちたい そう思ったらもう恋してんだよ "
そうなんだよ〜！分かってても人間、気付いたらもう恋してるんですよ。
そして長い間"恋"をして、相手の心を"受けとって"はじめて愛になるんです。

自分の気持ちや周りの意見、気持ちよりも相手の心を優先して受け止めてあげる。これこそが本当の愛なんじゃないかな。障害なんてその人のポイントにしか過ぎません。絵を描くのが苦手な人がいるように歩くのが苦手な人だっています。
歌が苦手な人がいれば声を出すのが苦手な人だっています。
壁を感じることもあるでしょうが、人間はきっとその壁すら愛で溶かしてしまうでしょう。

"その瞬間、美しい真理が、私の脳裏にひらめいた──私の心とほかの人の心は、見えない糸で結ばれているのだ、と。"

足が動こうと動かなかろうと、子供が出来ようと出来なかろうと私たちはそんな目に見えるものでは繋がっていないのでしょう。時々挟んでくるヘレンケラーの話が良かったなぁと思います
最後の旦那さんのセリフも印象的でした。

もし、俺と出会わなければまだツカサは生きていたのか。
そんなことを考えると違う声が聞こえてくる。俺と出会わなければこの場に和実は存在しない。

フィクションとかだとこの子は彼が残してくれた大切な子なの。2人で頑張って生きてくわ。とかになりがちですが、やっぱり自分と出会わなければ…と5年経った現在でも思う、というのは実話ならではでしょうね。最後、斎藤工が妻に先立たれた父親役で出てますがこれでなおさら特別なことではないと感じますね。
妻に先立たれた人なんて他にもたくさんいるし、すべての人たちにストーリーがあります。この話はその中での一つにしか過ぎないのです。
終わり方も個人的に好きでユニフォームを選ぶところを最後に持ってくるか〜！と一本取られた。エンドロールの最後にはご本人さんたちの結婚式が流れててさらに感動。もともと期待値が低かったので思いの外満足感があって良かったです♪


---この先どうなるか俺にも分からない。
だけど俺たちちゃんと生きる。
俺も和実も生きている。
そしてこの先何があろうとも
俺はツカサのことを… 『愛してる』---

• #身近な人を愛そう！
• #しちみの映画Week2016
• #ノンフィクション

高校時代に交通事故に遭遇して下半身が不自由になり、さらには記憶障害になった女性つかさは、前向きに日々を過ごす。ある日、つかさは「ボッチャ」というスポーツをするため体育館へ向かうが、バスケをする団体とバッティングして口論となる。その団体の一員としていたのが、タクシードライバーとして働く雅巳（まーさん）であった。つかさとまーさんは少しずつ距離が縮まり恋人になるが、次々と試練が待っていた。
実話に基づいた映画。ロケ地が馴染みのある場所ということと、主題歌がお気に入りの曲（安室奈美恵「TSUKI」）ということで鑑賞しました。相手側の信号無視で交通事故になるのがかわいそうでした。そこからの後遺症も過酷なのが痛いほど伝わりました。それでも前向きに生きるつかさの姿は素晴らしく感じました。