鮮血と狂気に彩られた
　　　　　　　ホラー映画の館へようこそ

館主のホラーマニア斗真です（笑）

今回は男同士の歪んだ愛を描いた
日本発🇯🇵のロマンスホラー映画を紹介！

ストーリーは…
筋肉美を競うボディビル大会に足を運んだ竜崎は、そこで美しい肉体を持つ北見に一目惚れしたことがきっかけで、予期せぬ事態に見舞われる。

感想としては…
ジャンル分けが難しいです。日本ではジャンルがゲイ映画、ラブストーリー、スリラーとなっていることが多いですが、海外ではジャンルがホラー映画となっています。

まず、ホラー映画としての怖さやグロさについて言っておきます。残念ながらホラーファンからしたら物足りない怖さでした。それに猟奇シーンやスプラッター描写に関しては切り落とした手首をホルマリン漬けにしたり目を刃物で切りつけるぐらいですね💪🔪

雑誌の編集者として働いている竜崎がボディビル大会で会った北見と恋に落ちて、男同士で愛し合うというゲイ映画をベースにしつつ、お互いに傷つけることでしか愛し合えないという、歪んだ愛や猟奇的な部分をスパイス程度に入れた感じのイメージだと捉えていただけたら幸い。

ホラー映画としては怖くなかったけど、意外と楽しめてしまった自分もいるので、なんだか不思議です。セリフが少なくて雰囲気に頼っているため、好き嫌いが分かれそうだと思うけど、男同士のセックスシーンは見応えありました。

好きな人を傷つけることで欲望が満たされるという、サディスティックな部分がある人は現実でもいますね。その方なら感情移入できる作品だったりするのかな？🧐

俺はサディストではないので、その辺はあまり理解できないですが、1つの作品として見ると面白かったです。面白かったというか、ゲイを主役にしたホラー映画は今までにあまり見かけなかったため、斬新に感じたかもしれません👍

ということで、男同士のセックスシーンに抵抗がある方にはあまりオススメできません。ゲイ映画や耽美な映画が好きな方、ホラー映画が苦手な方なら見やすいと感じました🏳️‍🌈

どうでもいい指摘ですが、ボディビル大会に出ている北見の体がジャニーズ並みに細いので、個人的にはタイプではなかったです。できればムキムキマッチョでイケメンな俳優をいかして欲しかった…。そこは残念😔

以下のブログにて
"LGBTの人々を描いたホラー映画10選"
として紹介してあります。

https://horror777-tommy.hatenablog.com/entry/2022/02/08/031600

• #ホラー
• #スリラー
• #ラブストーリー
• #ロマンス
• #ロマンスホラー
• #lgbt
• #ゲイ
• #ゲイ映画
• #男同士
• #サイコスリラー
• #エロティック

ちょっと過激な実写BLを求めて彷徨っていたら、昭和(ギリ平成？)のゲイピンク映画まで辿り着いてしまった笑。ラブシーンはがっつりな上に性癖もイカれているが、ドラマパートはハードボイルドなスリラー調の作風で骨があるし、歪みながらも全てが愛に帰着していく展開には唖然。

「薔薇の葬列」以上にパゾリーニ映画が下地にある（あれほど攻めてはいないけど）のも作品の持つ美意識に効いていて良い。もっと長尺&リマスターで観たいくらいだけど、謎を断片的に残していった本尺でも全然好き。

最大の驚きは、助監督に瀬々敬久が参加していたこと。ピンク出身なのは知っていたけど、当時のゲイ映画にも関わっていたんだなぁ。歴史を感じる。

ゲイ映画。ふつーにブリーフ越しにちんぽ舐めたりしててびびった。
腕切り落としたりダンスしたりパゾリーニ全面フューチャーとゆーかリスペクトしている。
この時代から裏ぶれた映画館はハッテンの巣窟だったのか〜