1950年代日活の異色暗黒街モノ。小説家・五味康祐が実際に神戸で放浪生活を送り覚醒剤中毒になった経験に裏打ちされた同題原作(1957)の映画化。「太陽の季節」(1956)で有名な古川卓己監督の最高傑…
>>続きを読む麻薬組織と対決するとかではなくて、ヒロポン中毒者うごめく下層社会の生々しさを背景に据えた、「カタギになりてえ」長門裕之がもがくお話。終始暗くてすごく良い。実際にヒロポンにはまってしまったという五味康…
>>続きを読む五味康祐の原作を、松浦健郎が脚色、古川卓巳が監督した犯罪サスペンス。インテリやくざの長門、麻薬組織からヘロインを奪おうとするが失敗。かなりやばい取引を手伝わされる羽目に。魔窟神戸のノワール。「忍者武…
>>続きを読む阪神大震災以前は東洋最大の貿易港だった神戸の妖しげだが魅惑的な街を堪能出来る古川卓巳監督の暗黒街映画の佳作。南田洋子が神戸駅に降りた途端から不思議な空間世界に入った感。余りに今と違う神戸。高架下の商…
>>続きを読む探偵モノなのかな?と思ったが違ってた😅
神戸でヤクザな仕事をしている慎二の元に『織田という人を知りませんか?』と女性が訪ねてくる
記憶にない名前だが一緒に探してやることにし 麻薬中毒者が集まる所…
高架の下に広がる神戸の街は見ているだけでワクワクする。当時のロバのパンが映っているのも嬉しい。場所とキャストもあってかなりゆがんだ月を連想させられる。ストーリーは若干急展開でまぁまぁだけど良いなと思…
>>続きを読むこれはかなり消化不良だった..
何がどうなって今ここ?という動機や心情が弱い気がして、南田洋子も白木マリもすぐに長門裕之に惚れちゃうし余韻や感嘆を感じる余地がないような
海岸での突然の殴り合いもラス…
神戸の裏町を見事に捉えたカメラ、その中に生きる主人公たちのアウトローっぷり…。セミドキュメンタリータッチの日活アクションの佳作だが、この作品で一番かっこいいのは主役の長門裕之でも大坂志郎でもなく、本…
>>続きを読む先日訪れたメリケンパークなど神戸の街の素晴らしいロケーションに、長門裕之が薬を止める南田洋子に往復ビンタを喰らわせるシーンに痺れる日活のサスペンスアクション。
堅気になるため意を決して脱出を図るシー…