ラージクマール・ヒラニ監督のデビュー作『ムンナー兄貴、医者になる』(2003)の続編。下町のヤクザの親分ムンナーが再び活躍するが、今回はインド独立運動の指導者で、1948年に暗殺されたマハトマ(偉大なる魂)ことM・K・ガンディーがムンナーの前に姿を現し、現代人が抱く疑問に答える、という大胆な設定になっている。伝記や歴史映画以外でガンディーを初登場させた本作は、前作以上にヒットして2006年ヒンディー語映画興収第4位を記録、「ガンディーギリ(ガンディー風を吹かす=ガンディー主義)」という流行語を生んだ。ムンナー兄貴ことムルリ・プラサード・シャルマは、民放FMの人気女性DJジャーンヴィの大ファン。ガンディーに関する電話クイズ10問に答えられれば、スタジオで彼女に会えるというので、ムンナーは物知りたちに背後で答えさせ、見事全問正解する。スタジオで念願のジャーンヴィと会ったムンナーは、調子に乗って自分はガンディーについて教えている教授だと言ってしまい、ジャーンヴィに自宅で同居する老人たちに講義をしてほしいと頼まれる。あわてて図書館でガンディーについて調べ始めたムンナーだったが、その彼の前に何と、ガンディー自身が姿を現す…。
不可触民ながら音楽の才能を持つ青年がムリダンガム(インドの打楽器)の修行に励むが、妨害にあって放浪の旅に出る。 A・R・ラフマーン(『スラムドッグ$ミリオネア』)が作曲を担当したインド音楽…
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