
昭和の面影を残すちょんの間「どれみ」。そこで働く空と志渡は姉妹のように仲が良く、ケンカしながらも毎日楽しく働いている。しかしある時、街の再開発の話が持ち上がり「どれみ」は立ち退きの危機を迎える。自分の帰る場所を失いかけた時、空は親代わりで店長の要に対する自分の本当の気持ちに気づき戸惑う。一方、志渡は「どれみ」立ち退きの指揮を執るのが自分の意中の男だと知る。人生の岐路に立たされた二人がそれぞれに選んだ結論とは。そして「どれみ」の運命は…
善哉屋を営む忠太郎はすぐ女に惚れてしまう道楽者で、しっかり者の妻・利子はそんな夫に手を焼いていた。ある日、飲み屋の仲居・綾子から相談を受けた忠太郎は、彼女に惹かれていく。綾子の通う料理学校…
>>続きを読む1995 年、神戸。伊智子と太助は、阪神淡路大震災により一人娘のれいこを亡くす。その後二人は離婚し、それぞ れの生活を始める。淡々とした日常の中、伊智子と太助は、徐々にれいこの死を受け入れ…
>>続きを読む行き別れになった母を探して旅をする小島松男。旅の途中、彼は渡世人の相川寅次郎と出会い、意気投合する。ふたりが訪れた四日市の港は、利益を貪るヤクザ・岩井組によって荒廃し、漁師側に立つヤクザ・…
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