この作品はサスペンス🎬と云えばいいのかなぁ〜・・ドイツ🇩🇪の解剖映画は怖い。


解剖学に興味を持つ成績優秀な女子医学生が名門大学に進み学ぶなか・・ある謎の秘密結社の存在を知る事になる。

生きたまま解剖をして生きた標本にする研究に勤しむ怖しい集団だった。


映像的にかなりショッキングな解剖🫀シーンも出るので怖さを通り越して悍ましさを憶えます。

ストーリーはハラハラドキドキ危機一髪の女子医学生の物語でした。

記録。
人体で遊んではいけません…！

本国では年間国内興行成績1位を記録したらしいドイツ産の人体解剖サスペンスホラー(なんだそりゃ)。こんな映画がヒットするなんて恐れ入る。

舞台は大学の医学部。
解剖学教室の教材として横たわる知り合いの死体を前に不審に思う主人公パウラ。やがて人体実験をも辞さない秘密結社の存在を突き止めるのだが…

いくら大学とはいえ、本来生命を救う筈の医療の現場で逆に生命を弄ぶようの所業はなかなかに嫌悪感あり。なかでもとある死体の成れの果ては、主人公とその人物との関係性も相まって結構衝撃的。

恐怖に慄くよりは、変態性に対する嫌悪感が勝る映画。内容的には凡作＋くらいのもので、興収1位ってのはやっぱりよくわかんないんだけど、気持ちわりぃって感覚を味わいたいのであれば鑑賞の価値はあるかもしれない。

医学生vs秘密結社(カルト教団) な映画。

【キャスト】
パウラ:フランカ・ポテンテ
グレッチェン:アンナ・ルース
デイヴィット:アーント・シュワーリング・ソーンリー

ヨアキム:バーナビー・メッチェラート
ハイン:ベンノ・フユルマン
カスパー:ゼバスティアン・ブロンベルク

監督は、ステファン・ルツォヴィツキー氏

【ストーリー】
ドイツの名門医学部に合格したパウラは、
入学に先駆けて夏のゼミに向かうことになる。行きの電車内、外見はイケイケだが頭はパウラ以上のグレッチェンや、重度の心疾患で出会って３分でぶっ倒れるデイヴィットと出会い中々な旅路で大学に着くが。
そこでは、首無し死体が動いているというホラーな展開が…。

【総評】
ストーリーには嘘は書いてませんが、冒頭の通り秘密結社AAA (アンチ・ヒポクラテス連盟)が大学の裏にいるという設定。ドイツでやるとなんだが洒落にならん気もしますが、トンデモ教団は見慣れているので、「いますよね。きっと」位で流します。

個人的にはソコソコ面白かったもののAAA側の一枚岩でない感じや主人公捕獲後の雑な対応など問題が解決する前提のシナリオ故にご都合主義感がちょっと拭えないと感じました。全滅バッドエンドなんて早々ないですが、もっとドロドロした終わり方でも良かったように思えます。(趣味の範囲ですので、サスペンスとして十分見てられるとは思います。グロ耐性ら少し必要かもしれません。)

【あとがき】
2があると聞いているのでぜひ見たいんですが(評判は悪いけど)、どこかのサブスクに来たら見ようと思います。

あと、無学ゆえ恐縮ですがなんでアンチ・ヒポクラテス連盟で略がAAAなんですかね。調べてもさっぱりわかりませんでした。