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ワルシャワ、二つの顔を持つ男
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目次

『ワルシャワ、二つの顔を持つ男』に投稿された感想・評価

ポーランドという国は度重なる他国の侵攻や支配下という憂き目に会い、国家が無いという時代すらある。特に第二次世界大戦時にはナチスとソ連に侵攻され、あの有名なアウシュビッツはポーランドに存在した。また我々映画ファンにはアンジェワイダ監督の『抵抗三部作』や『カティンの森』という作品に大戦時代の戦争と政治による多くの犠牲者の存在を知ることになり、この作品は、大戦後の所謂冷戦時代にソ連の支配下にあるというまたしても冷遇時代に起こった史実が基本となっている。支配下という屈辱的な国家の運命を憂慮したポーランド軍将校が、アメリカCIAへ膨大な量のソ連の機密情報を流し続けた様子が淡々と描かれる。何故この将校が約10年にも渡りその様な行為に及んだのか、そしてその彼の勇気ある行動が国家の将来へ何を残したのかを『カティンの森』の製作にも参加したこの監督は訴えたかったのだろうと思う。ラストシーンのテロップで明かされる、一緒に亡命した家族は次々とアメリカに居住しながらも原因不明の不慮の死を遂げているという事実もまた、この史実の奥深さを感じる。ワイダ作品の好きな方へはお薦めの作品です。
硬派なスパイ・スリラー。冷戦下で東側諸国に組み入れられたポーランドを舞台に、軍の高官がソ連の支配への反発から、ワルシャワ条約機構の最高機密情報をCIAにリークし続けた実話を映画化している。ポーランドの歴史は被占領と従属の歴史でもあり、ソ連の司令官のわかりやすい残酷さを通してポーランドの国情が描かれている。また、主役の軍人が、プラハ事件の功労者であることから、最高機密を無制限に扱える高官になり、冷戦に大きな影響を与える影の存在となったのは正に「見えざる神の手」であり、地味ながら実はスケールの大きな現代史ドラマになっている。死霊館のダンナがキーマンのCIAのオフィサーを演じる。後半の身バレイベントは妙なフェイクをかましてくるのでスリリングではあるが、少しイラッとする。
2017.12.16 DVD(字幕)
3.4
ポーランド製作映画なのでハリウッドやイギリス製と違う独特の雰囲気がGOOD。
大佐という地位の主人公だが家庭は至って普通。
帰りが遅いからと奥さんから愛人疑惑でマジで詰められたり、長男が自分に敬意を表さずグレちゃってたり。
そんな主人公はCIAに国の重要機密をリークし続けるという暴挙に。
亡くした息子たちは政府の手によるものだったのだろうか…。

『ワルシャワ、二つの顔を持つ男』に似ている作品

グッド・シェパード

上映日:

2007年10月20日

製作国:

上映時間:

167分

ジャンル:

配給:

  • ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
3.2

あらすじ

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製作国:

上映時間:

114分

ジャンル:

3.3

あらすじ

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