A〜Zのアルファベットから始まる言葉をテーマに「死」を描くオムニバス。26の短編ということで1つ約5分。次から次へ趣向をこらした「死」が描かれていくやつで、その中でも超特選！最高におもろいTOP5を紹介します。どうしても見てほしいので、NETFLIXのシークバーの時間も記載しておきます。優しすぎるなあ俺！

●D is for Deloused（駆除）
話はよくわからないけど、よくこんなに気持ち悪いクレイアニメ作れるな！というやばいやつです。悪夢過ぎる映像美には最早脱帽のクオリティ。こちらはなぜかYoutubeにあがっているので試しにどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=kgCn1oF7Z9M

●S is for Split（破局）
自宅に謎の侵入者！自分は遠く離れた地にいる！家にいる妻があぶない！な話。3つに分割された映像の構成が実に良いし、「そうなるんかい！」というオチがなかなか良かったです。
※NETFLIXで1：15：30〜

●V is for Vacation（バカンス）
男二人で旅行中に彼女とTV電話していたら、相棒が女を買っていたことをバラしてしまう話。TV電話の彼女が見ている側の画面のみで展開される視点、素晴らしいグロ描写、良い人が全く登場しない舞台、後味の悪さ、スッポンポンのババア、完全に最高で痛快です！！
※NETFLIXで1：26：55〜

●X is for Xylophone（木琴）
木琴を叩く女の子の騒音が段々むかついてきた家政婦（？）の行動とは…。余りにも余りにも最高過ぎる…！たった3分でここまで背筋をゾッとさせることある…！？最恐・最凶エピソードでした。ネタバレ書いてもいいんだけど、書いたところで全く迫力が伝わらないんで絶対に見てください。ちなみに、個人的に最悪に怖いフランスのホラー映画『屋敷女』の監督の人だそうです。そりゃ最高だ…
※NETFLIXで1：35：34〜

●Z is for Zygote（受精卵）
とある民家に住む夫婦。奥さんは妊娠していてそろそろ産まれそう。だが夫が何故か旅に出るという。奥さんは一人では産みたくはないので夫が帰ってくるまで「出産できない薬」を飲み続けて産まずに待ち続けるが、なんと13年経っても全く帰ってこず、お腹の中で完全に子どもが成長してしまった！な話。大トリとして100兆点の仕事をしてくれた最狂エピソードであった。マジのマジで最高！
※NETFLIXで1：43：40〜

終盤にかけて素晴らしいエピソードはあったけど、裏を返せばマジで時間の無駄…といいたくなるものも多いのは事実です。が、こちらに挙げたD、S、V、X、Zだけはマジで見て欲しい…マジで…。5分しかないのにこんな最悪な気分にさせてくれるのって、そうそう無いよ…。以上です、それではさようなら

〓映画ＴＫ３６５／３６８〓
◁ ２０２４▷

▫ABC・オブ・デス2　
▫DVD購入
▫️Y!レビュー ★★★☆☆２.６
▫️Ｔ Ｋ評価： ★★★☆☆３.０
▫️映画ＴＫ通算：３５６８本
▫️Filmarks通算：２５６８本

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「早く死んでよ！お願いだから！」

世界各国の26人の監督がアルファベットの一文字から始まる言葉をテーマに各自 芸術の自由を駆使し死の物語を創り上げたショート・ムービーを集めた物の第2弾です。

一から観ようとしたのですがレンタル済みで、残念ですが、パート2からの鑑賞になります。

一人の監督で26作品だと手抜きした何点かは入ってきそうですが、それぞれの監督が違うと競って作ってくれるので、観る側には良いですね。

もともとショート・ムービーが好きなので、こんな企画は嬉しいです。
次から次に流れるショート・ムービーはお得感があります。

ホラーといっても、そんなに怖かったりミゼラブルな物はなく、センスを見せるホラー・ムービーという感じでしょうか。

各フィルムが終わってから題名が出るのも洒落ています。

アニメーションで出来ているD、サスペンス色の強いS、テンションの高いV、邦画のYが好みでした。
一番良かったのはラストのZ。

Kのような血を中心としたゴア系は、女だからか、まったくホラーを感じません、

しかし、Jの愛とは法なりを観るのがキツく、自分は拷問、虐待系がやはり駄目なのだと気付きました。

オムニバス形式だと、自分に合うホラーの方向性が分かって、それも面白いです。

「命は命で払え。」