ひろぽん

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのひろぽんのレビュー・感想・評価

4.0
仕事が上手くいかず孤独を感じるさやかが寒い夜に偶然知り合った樹と「半年」という期限つきの同居生活をすることになったことで、さやかと樹が本当の恋に出会う純愛ラブストーリー。


「お嬢さん、よかったら俺を捨ってくれませんか。噛みません、しつけのできた良い子です。」という子犬を拾うかのような出会いから始まる物語。

仕事も恋愛も上手くいってない色褪せた人生に、輝きをくれた樹との出会い。2人が一緒に暮らすようになってからの生活が観ていてワクワクした!

植物オタクの樹と河原で一緒に植物の採取をする“狩り”は興味が引かれるし、彼が調理して食卓に並ぶ植物たちはとても綺麗で美味しそうなものばかり☘️

ふきのとうの天ぷら、ばっけ味噌、フキの混ぜご飯、ツクシの佃煮、ノビルのパスタ𝐞𝐭𝐜...

普段何気なく暮らしていて見向きもしない河原にこんなにも食べれるものがあるというのがとても新鮮で面白い。

「雑草という草はない。草には全て名前があります。って昭和天皇は仰ったそうです。」という台詞は沁みた!ちゃんと草にも一つ一つに名前があって、存在価値があるのだと思うと凄い。


2人の出会いや別れのシーンは現実的ではないものの、さやかの上司のパワハラや客の立場を利用したクレームなどがとてもリアルな描写で対称的に描かれている。なんでこんなにも評価が低い作品なのかなーと思ったら、岩田剛典のイケメンに限るような言動や半年で消えてしまうという酷い別れ方に問題があったからなのかな。樹が人間ではないというファンタジー設定なのかと騙された。笑

高畑充希の最高の笑顔を最大限に生かしたカメラワークや2人のアップ、植物の料理シーンなどの映像の見せ方がとても綺麗で温かい気持ちと幸せを貰えるから個人的にはとても好きな作品。樹の作る薄味の料理のように、この物語も恋愛恋愛してなくてあっさりしているから観やすいようと思う。他の恋愛系の作品と違って、ちゃんとテーマの植物にもフォーカスが当たってるのがとても良い!
純愛っていいな!
ひろぽん

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