ロビン・ウィリアムズ(当時63歳)の最期の実写による主演作品だとかがアマプラで見放題になったので鑑賞。
ウィリアムズの死後アメリカで公開されています。
う~ん、地味だし暗いし、なにより観る人を選ぶし、日本では劇場未公開も無理ないか。
原題は“Boulevard”(大通り)ですが、このカタカナ邦題は全く意味不明。
愛する妻と二人暮らしの真面目な銀行員の主人公(ウィリアムズ)は、車で帰宅途中の夜の大通りで男娼の青年を拾います。
彼は魔が差したのか、それとも・・・
主人公ウィリアムズを、ボブ・オデンカーク(『ネブラスカ』『Mr.ノーバディ』)やキャシー・ベイカー(『シザー・ハンズ』『サイダーハウス・ルール』)らがしっかり支えてくれているんですが・・・
今ほど多様性が叫ばれる前の作品ですが、私としては、とにかく悲痛すぎる主人公に全く感情移入できないし、ちょっと勘弁というのが正直なところ。
これがウィリアムズ最後の主演作というのもなんだか辛いものがあります。