『大人は判ってくれない』の成功にも浮かれずに、第2作目にしてアメリカの犯罪小説を手掛けたトリュフォー。
この作品の真のテーマは内気さと愛らしいが...

見かけは犯罪映画？でも恋愛もあり、音楽もあり、悲劇で喜劇？
あれ〜っ、これは駄作だと思う🫢
意味が全く理解出来ず、途中でやめようと思うほどつまらなく...
でも終わりまで観なければと我慢して観ました💦やはり喜劇だと思った😧


全然解らなかったので、特典映像のトリュフォーの言葉を聞くしかないと。そうしたら
「自分が苦手な題材を選んだと気付いた。ギャングが大嫌いなので、パロディというより滑稽に描いて切り抜けた。実際に居心地が悪く、今なら考えもしない題材でした。2度と撮りたくありません。私はギャングが大嫌い！」
インタビュアーから
「それではなぜ撮影したかの理由になりませんね」と言われて
「アメリカ映画を大量に観て育った。ある意味どこかフランス風にしてオマージュを捧げたかった」

本当にトリュフォーって馬鹿正直者なんだと笑わずにいられず、なんか更に好感が持てたかも🤣


主演はシャルル・アズナヴール。名前は知っていても初めて観ました😅凄く小柄なのね。
トリュフォー曰く「彼はアルメニア人。作品は不思議な国（国も場所もハッキリ設定せずに架空）の話なので異邦人が良かった」


今までトリュフォーを15本観てきたけど、これはお勧めいたしません🤫

• #のんchanトリュフォー祭

フランソワ・トリュフォーに挑戦 第2弾

ちなみに前回は『私のように美しい娘』でなかなか楽しかった♪

こちらは、乳ソングが聴けるということでチョイス(笑)

こぅさんオススメ有難うございます(*‘ω‘ *)



むっつりスケベなカフェピアニスト、シャルリ。

ある日突然兄貴シコがやって来て、不味いことになって二人組に追われていると言う。

シャルリはとりあえず彼を逃がし、カフェでは乳ソングが流れた。

一方、そんなむっつりのシャルリに惚れた同僚レナは、ぐいぐい彼に迫る。

しかし、緊張感のないアホ二人組がまた現れ、シャルリの弟フィドを拐っていき……



みんなよく喋るなぁ(笑)

むっつりシャルリは独白で
レナはぐいぐい、お隣の娼婦もぐいぐい

なんならアホ二人組もべらべらとよく喋り、毎度人質を逃がしてしまうどうしようもない展開にw

ずーっとそんなテンションなので、笑って良いのか何なのか分からんww

まあこうした雰囲気がトリュフォーなのかな？
嫌いじゃないです( ･ω･)ﾉ

たまに突然悲劇が挿入されたりするけれど、そんなノリだから妙にサラリと受け流せてしまうのも面白いw

軽々しく母親の命をかけたりしちゃいけませんww

ラストはまさかの銃撃戦まで♪
まあ生温いですが(笑)

うむ、トリュフォーはまだまだイケそうだな！
他も観てみよう～

すごい前に、こぅ様に見ろって言われてて、今さらになっちゃったのですが、実はこっちがわたしの初トリュフォーだったのでした。

おもしろかった。
ラブストーリーなの？ノワールなの？まあいいか、単なるピアニストのドラマかねと思って見ていたら、終盤に、ああっとなった。
逃れられない、家族と、血の宿命。
彼は一生場末のカフェのピアノ弾きでいるしかない。

トリュフォー作品はその後他にもいくつか見ましたが、やはり最初に見たこの作品は心に残っています。