主人公を同じくして、クレール・ドゥニの『美しき仕事』に繋がる作品。
セリフや鏡のショットに共通点が見られる。
思想と挫折。
ゴダールの映画はショットがめちゃくちゃいいのに字幕で小難しいこと言ってるか…
主人公ブルーノの考えてることがナレーションで全部流れてくるから字幕についていくのが精一杯すぎて、映像にまであまり気が回らなかった。
ゴダールの哲学が詰まった作品。
The important th…
勝手にしやがれと続けざまに制作、タッチは似ているが一転してシリアスである。
やんちゃなベルモントも今作にはいない。
アルジェリア問題渦巻くジュネーブを舞台に、目を背けるような拷問シーンも逃げることな…
『勝手にしやがれ』に続くジャン=リュック・ゴダールの長編第二作目にして、後に妻となるアンナ・カリーナの初主演作。アルジェリア戦争を背景に、カメラマンとスパイを両立する男が、一人の女性に恋をする話。
…
印象的なあの拷問シーンは『時間の闇の中で』でも引用されてた。
主役のミシェル・シュボール、60年代にゴダール、トリュフォー、ヒッチコックに出演して、7,80年代はあんまパッとしないが、晩年はクレール…
ゴダール⑩。静かな訴えかけと不穏なピアノ劇伴の相性、初登場アンナ・カリーナの瑞々しくも既に癖強い存在感。『勝手にしやがれ』よりもこちらの方が好みで、以降の政治的な方向性を考えると意義深く感じた
あ…