この激突を目撃せよ。

マイケル・バファロ監督、アンナ・ハッチソン主演によるスリラー。
ドライブしていた女性二人組が、一台のレッカー車を追い越したことから、執拗に追い回される姿を描く。
前述のあらすじや、そのタイトルからすると、私のベストムービーであるスティーヴン・スピルバーグ監督『激突！』（原題：Duel）の続編っぽいこの作品、内容はほぼオリジナルのリメイクと言っていいもの。
主人公のサラリーマンをハッチソンとアンドレア・ウィットバーン演じるイケイケな女性二人組とし、クルマも至って普通のセダンであるプリムス・ヴァリアントから、ハイパワーなクーペであるフォード・マスタングにチェンジ。
追う側も、ピータービルトのトラクターとした18輪大型タンクローリーから、原題が『Wrecker』であるように、ウェスタン・スターのレッカー車へと変更。
そして、内容については、8割方はオリジナルをトレースしており、どこかで見たようなシーンの連続。
残り2割にレッカー車を活かした展開があったり、ホラー作品かのような結末があったりと、一応本作品ならではの味付けが施されている。
また、ラストの展開は、これまた私のベストムービーであるジョナサン・モストウ監督『ブレーキ・ダウン』を彷彿とさせるもの。
ただ、いかんせん、演出がショボすぎて、段階を踏まない唐突なカット割りに始まり、直接的なシーンを見せなさすぎたり、ぶつかったはずなのに傷ひとつないマスタングであったり、挙げ句の果てに、CGが残念なのは仕方ないにしても明らかに場所が違うクライマックスシーンであったりと、B級あるあるのオンパレード。
それでも、それなりに最後まで飽きずに観ることができたのは、オリジナルの設定が秀逸だったおかげか。
本作品をリメイクと呼ぶか、パクリとするか、微妙なところだが、これだけ観れば、そこそこ楽しめるとともに、オリジナルの偉大さを痛感させられる一作。

パーム・スプリングスで起こして。

52点

U-NEXT新着で🎬
駄作の匂いがプンプンだったのですけど観てしまった👀

人気のない田舎道を二人組の若い女性が友人の家へ車で向かう🚗
途中、低速で走るレッカー車に遭遇した2人が、追い越しをかましたことから執拗な追跡を受け始める😰
そして彼女たちが腹いせにとったある行動が致命的となり死のドライブへと真っしぐら...😱

原題は「レッカー車」🚚
もちろん、スピルバーグの「激突」のリメイクですが、やはり ‘二番煎じ’感は否めない😓

オリジナル版で、デニス・ウィーバーが追い詰められて見せる鬼気迫る演技には到底及びません🤷‍♂️

そもそも、飲酒運転をして重大なマナー違反をした彼女たちに共感ができない🙅‍♂️
むしろ彼女たちのヒステリックな叫び声に苛立ちさえ覚えてしまった😠

煽り運転は良くないが、最初に挑発した彼女たちの自業自得だから仕方ないと感じて観てしまう残念なリメイクだった😓

車で旅をするエミリーとレスリーは大型トラックを煽ってしまう。その結果トラックから狙われ…

リメイクなのかパクりなのか分かりませんが、本家「激突」とほぼ一緒の内容です。
特に前半なんかマジで同じです。

これを見ると本家「激突」の素晴らしさが分かると思います。
本家の方が明らかにお金もかかってるし、演出も凝ってる。
全ての要素が本家の下位互換的な作品でした。

僕からはあんまりオススメしません！

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