
コロンビアの辺境の地。初老のアルフォンソは、病に臥す息子に会うために、17年前に捨てた故郷の家に帰ってくる。自分のかつての妻、そして息子の妻がサトウキビ畑の労働で懸命に家庭を支えている。元妻はアルフォンソに当然冷たい。故郷は荒地にしか見えない。アルフォンソが家族の為にできることはあるだろうか…。
1917 年冬、イタリア・アルプス山中のアジアーゴ高原。冴え冴えと輝く月に、山が美しく照らされている。イタリア軍兵士の歌うナポリ民謡が、静まりかえった夜に響き渡り、姿をみせない…
>>続きを読む中世後期イタリア。南アルプスの山の麓にある小さな村の外れで暮らすアゴスティーノと妻のニーナ、息子のジョヴァンニ。この村は、壁のようにそびえる壮大な山に太陽の光を遮られており、思うように作物…
>>続きを読む長年にわたって航空写真家として活動してきたチー・ポーリン監督。彼は3年の撮影期間を掛けて台湾のさまざまな姿を捉えてきた。美しい自然、工場から出る白煙や排水にまみれた河川、人々の営みや日常な…
>>続きを読む夫と4人の子供たちと幸せに暮らすドーン。だがある日突然、夫を心臓発作で亡くし、喪失感に襲われる。8歳のシモーンは父の死を理解できず、庭の木に「パパがいる」とおしゃべりを始めた。そして彼女は…
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