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「緑はよみがえる」に投稿された感想・評価

riekon

riekonの感想・評価

4.0
4メートルも積もる雪の中の塹壕で
耐え忍ぶイタリア兵士達🇮🇹
インフルエンザは流行ってしまうし
そこに居る兵士の事なんか
考えていないんだろう
無理な命令がきたり😞
実行するのに選ばなければいけない
軍曹や選ばれた兵士の気持ち😞
突然の攻撃を受けたり…
何の為にここに居るのか❓
神様に見放されてしまった…
兵士達の苦しみが伝わってきて
心にずっしりとくる作品でした😢
Aix

Aixの感想・評価

3.3
聖なる酔っぱらいの伝説や、木靴の樹などで知られるエルマンノオルミの遺作。雪山の塹壕に閉じ込められたイタリア人兵士たちの話。

全体的に低予算で、自主制作っぽい雰囲気がありました。物凄く淡々としている戦争映画です、特に大きなアクションがないっていうのがリアルなのかもしれないけど、ハリウッドの戦争映画を見慣れている人には退屈するでしょう。聖なる酔っぱらいの伝説は、おとぎ話的で、ある種ファンタジーでしたが、今作は戦争映画にしては地味だし、人間ドラマにしては心理描写が浅いし、ファンタジーにしては寓話性が弱かった気がします。

あまりこういう言い方はしたくないけど、どれだけ良い作品を作った監督でも、引退作や遺作は微妙というジンクスは、正しいのかもしれません。
犬

犬の感想・評価

3.5
赦し

1917年、冬
北イタリアの激戦地アジアーゴ高原では、オーストリア軍と対峙する前線のイタリア兵たちが、大雪で覆われた塹壕の中にこもっていた
飢えや病気で次々と倒れていく中、司令部から不条理な指令が下され、兵士たちは追いつめられていく
さらに、オーストリア軍の激しい攻撃が彼らを襲う……

暗い雰囲気

淡々と
静かさの中に恐ろしさがあります

それぞれの会話

砲撃
アクションも凄まじい

自然が雄大

なんとも言えません
静寂な雪原、山肌に月が浮かぶ夜。
イタリア兵の歌う民謡に敵であるオーストリア兵からも喝采が贈られる。
その瞬間、確かにそこに平和があった。

塹壕に身を潜めるイタリア兵。
寒さに震える
死の恐怖に怯える

病気が蔓延した
満足な食糧も届かない

厭戦気分すら失せた
怨嗟の声も消えた
絶望とか諦念ではない何か
思考の放棄だ。


赴任した若い中尉 ————— 前線で知る戦争のリアル
命令は無慈悲 —―— いつの時代も、どこの国家でも
廃墟への移動指令 ——— 待ち構える敵の狙撃手
指名された兵士 ——— 躊躇せず自死を選択した。

人間はいつだって愚かだ。
人間はいつまでも愚かだ。

だけど自然は美しい
だけど自然は変わらない。

戦争の悲惨さと自然の普遍を淡々とした映像美で描いた作品。
重かった。
辛かった。
どんな感想を期待して獲った作品なんだろうか。
ジョウ

ジョウの感想・評価

3.6
戦争映画の中でも非常に独特な描写です。
閉塞感漂う基地とそこに住む疲弊しきった兵士達。
絶望的な精神状態に追い討ちをかける無謀な作戦を現場状況を知らずに出す司令部。
戦争映画は銃火器の破壊力をメインに広げることが多いですが、この作品はカメラに語りかける描写もあり、より精神的な面が生々しく描かれています。
Kazu

Kazuの感想・評価

5.0

エルマンノ・オルミ監督の劇映画としては遺作となりましたこの作品、

監督の父が19歳で志願兵となった体験、実話を元に描かれていると知って配信を心待ちにしていました。

以前、鑑賞した『木靴の樹』も祖母の実話を元に描かれていた。

日本では戦争体験や、昔の苦労話を進んで家族や、子供達に語る事をしない風潮がある気がします。

エルマンノ・オルミ監督のご家族は貴重な体験を子孫に語ると言う事、伝え続ける事を大切にされていたんだなぁ〜と、感慨深く受けとりました。

それゆえにリアリズムを追求した映像と静かに進むストーリーが、いつしか、自分が現場にいる錯覚を起こします。

寒い、痛い、悲しい、怖い、苦しい、辛い、

1917年、イタリアのアジアーゴ高原、

マイナス30度の極寒の塹壕で、若い兵士達が日々どんな気持ちで時を過ごしたのか?

次々と死んで行く仲間を目にする彼等はどんなに辛かっただろうか?
19歳の父はその時どんな思いだっただろうか?

間近にいる姿の見えない敵、
恐怖と隣合わせ、物音ひとつさせる事ができない静寂の中で、ただじっと寒さに耐え時が過ぎるのを待つ。

戦争とは?なんですか?

人を殺して何か徳があるの?

最前線の彼らはそう感じたでしょう。

国からの命令で全てが動く世の中で、現場の者を無視した世界は遥か昔から何にも変わっていない。

85歳の監督がこの作品を父に捧げると最後の力を込めて製作された思いが伝わります。

撮影監督は、
息子のファビオ・オルミ、
プロデューサーは娘エリザベッタ・オルミ
ご家族の協力で製作され、
翌年ロケ地でもあったアジアーゴ高原で最後の時を過ごしお亡くなりになりました。

監督から日本に向けられた最後のメッセージは、
「日本はどの国よりも戦争で苦痛を味わった、いかに命が大切かを、とりわけ若者の命を大切にしてほしい。
平和への道とは何か?
真の平和は武器で勝ち取る事も、守る事も出来ません。
一人一人が平和を希求する事で平和な国が作られるのです。」

このメッセージで私は一人でも諦めると平和は守れないと痛感しました。

どうせ無理、どうにもならないと諦めるとそこで終わるのではないでしょうか?
sima

simaの感想・評価

5.0
DVD/棚①

彩度を極限まで落とした印象的な映像、一度たりとも姿を現さない敵、内容はとてもシンプルだけど時々心をつねられてしまう。オープニング&ラストの曲がまたコレ…。前線での生はとても複雑極まりない。「我々は何をしているのか、生きる前に命を盗られる。」「戦争とは止まることなく世界を駆け巡る醜い獣である-トニ・ルナルディ牧師」
生と死の狭間が美しく、映画として甦る失われた時、燃え尽きた命。『時は止まりぬ』からの雪山。説教じみた映画は大抵くだらないけど、オルミ爺の説教は有りがたく聞け!
eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

3.5
ほぼ初オルミ。タイトルから予想できなかった塹壕戦映画で焦る。映画は体感するだけのものではない、という当たり前のことを思い出させる臨場感より端正で丁寧に被写体に向けらたカメラが安っぽくなくていい。
「戦争とは休む事なく世界を歩き回る醜い獣である」

テーマとは対照的にとても美しく詩的な映像
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