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ハードコアのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

ハードコア(2015年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

主人公が目覚めると記憶と声帯と手足の一部を失っていた。研究機関と思しき場所で妻の名乗る女性が機械の手足を装着してくれたところで、謎の武装集団が進入してきて妻をさらっていった。主人公は窮地を救ってくれた男と協力して妻の救出を試みるのだが…という話。

全編一人称主観映像という形態で、ゲームの主人公になったかのような臨場感を味合うことができる快作。
目覚めて、自分が誰なのか分からないまま戦闘に巻き込まれ、戦いながら徐々に謎に近づいていく流れはテンションがあがる。カーチェイスや銃撃戦や肉弾戦、アジトへの進入などバリエーション豊かなアクションは見応え充分。音楽もノリノリ。
お話の真相については、まあよくあるパターンなのだが、この特異な映像体験を味わえるだけでもお釣りがくるかと。

難点は、僕がこういう映像に慣れていないので、30分ほど見続けるとカメラ酔いで気持ち悪くなることかと。休憩三回はさんでようやく完走。長い1時間半だった(>_<)
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