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マザー・インディア(原題)
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『マザー・インディア(原題)』に投稿された感想・評価

No.334[歌い出しまでの説得力選手権優勝] 70点

これまでも、そしてこれからもインド映画について詳しく語ることはないと思うが、万が一語る際に絶対外せないのがメイブーブ・カーンだろう。サイレント時代から映画業界で働き始め、才覚を認められて監督に抜擢され、戦後には自らスタジオを作るまで出世する。そこで作った『Aurat』(1946)という作品をリメイクした本作品によって、世界的に知られるようになった。初めてアカデミー外国語映画賞に送られたインド映画でもあり、文字通りインド映画の飛躍を支えた人と言えるだろう。

物語は、人生ハードモード過ぎる田舎の母ちゃんの話である。結婚式の費用を金貸しに返すために働きつつ、大量の子供たちを養う。夫は仕事中の事故で両腕を失って失踪、台風や洪水で家は全壊、何人もいた幼子はほとんど亡くなるが、尊厳だけは捨てない。それを歌で表現し、辛い現実を明るく振る舞うことで押しのけようとする。ここまで説得力に満ち溢れた歌い出しがこれまであっただろうか。"いや…もう、歌うしかねえ!"って状況での感情の爆発って感じ、私でも歌ってたかもしれん(昔はちゃんとしてたんすねとか思っちゃいけない)。前半はそんな感じで若い母ちゃんのハードモード人生だったが、後半は生き残った二人の兄弟の話になる。ほとんど『Deewaar』。二人だけ残った息子も一人は金貸しへの憎悪によって悪党に成長し、なんだかんだしぶとく生き残っていた金貸しをブチ殺しちゃったせいで母ちゃんが殺さざるを得なくなる。業が深すぎるのも平時通り。残った弟も兄に反発しつつしっかり生きていて、泣けてきた。

ミュージカルシーンで鎌持って踊るシーンが有ってひたすら危ねぇと思ったのと、旦那が負傷したシーンの叫ぶシーンが圧倒的にクレショフ工房だったのと、洪水のシーンが色々ガチすぎて引いたのと、3時間はやっぱり長いけど必要だったという感情でござんす。
kazoo
3.2
映画は、インド映画史における金字塔とも言える作品であり、貧困と闘いながら家族を守り抜く1人の女性の壮絶な人生を描いている。物語は、夫の不在という逆境のなか、主人公が母としての責任を背負い、息子たちを育てながら、村を支配しようとする狡猾な金貸しに毅然と立ち向かう姿を中心に展開される。その生き様は、単なる家庭の物語を超え、インドの女性が持つ強さ、忍耐、そして自己犠牲の精神を象徴している。時代や場所が変わっても、母の強さは変わらない。作品全体には、ヒンドゥー教の神話的要素が巧みに織り込まれ、主人公はまるで大地母神の化身のように描写される。さらに、共同体への忠誠や道徳的規範といったインド社会の価値観が随所に反映されており、観る者に深い感動と問いを投げかける。母なる存在の尊厳と苦悩を通じて、国家と文化のアイデンティティを力強く語る作品である。
3.0
【子ども締め上げ描写が強烈】
「死ぬまでに観たい映画1001本」インド映画。インドの閉塞感ものなのだが、ヴィジュアルが強烈で子どもを縛り上げる場面にギョッとする。群れの演出はかなりD.W.グリフィスの影響を受けているなと思う。ところで本書掲載のインド映画って日本で紹介されないよね。

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