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『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』に投稿された感想・評価

3.3
伝説のスタジオミュージシャン集団「レッキングクルー」のドキュメンタリー作品。

正直レッキングクルーに関しては名前だけ知っててどんな曲を手掛けたのかは全然知らなかった。

この作品で初めてレッキングクルーの功績に触れたけれど彼らが携わった作品、どれもこれも有名な作品ばかりで「え、この曲もレッキングクルー!?みんな知ってるあの曲も!?」の連続。

出てくる曲出てくる曲ほぼ知ってる曲で60年代アメリカンポップス=レッキングクルーみたいなもん。凄すぎる…!
3104
3.8
60年代を中心に活躍した西海岸のスタジオ・ミュージシャン達。彼ら彼女ら、いわゆる「レッキング・クルー」を採り上げたドキュメンタリー。

以上。

これだけでわかるかたは観に行く(orもう観た)だろうし、ピンとこない方は行数を費やし説明しても「んー?なんかよくわからんなぁ」なのである。人のものごとに対する興味・関心とは基本そういうもの。

・・で終わってしまうのもなんだか(僕が)寂しいので、つらつらと感想その他を。
彼ら彼女らは腕利きのミュージシャン。折しも60年代に差し掛かり、さまざまなスタイルの商業音楽が発生・派生・進化を遂げるとき。そのさまざまなレコーディングに起用され、どんなスタイルの曲でも演奏していく。ポップス、ロック、ソウルetc・・。
固定されたバンドやグループではないが、いつもスタジオで顔を合わせる同じ面子。彼ら彼女らを人々は「レッキング・クルー」(壊し屋)と呼んだ。従来の音楽、従来のスタジオミュージシャンを駆逐するその勢いを例えて。

ただ当時は様々な事情から、彼らの名前がシングルやアルバムにクレジットされる事は少なかった(そのため仕事量の多さもあり、今でも彼ら彼女らの仕事の全容は掴めていない)。
とはいえ名前を知らなくても、彼らが残した演奏の数々はどこかで耳にしたことがあるはず。
ロネッツ「Be My Baby」、ママス&パパス「夢のカリフォルニア」、モンキーズ「恋の終列車」、ビーチ・ボーイズ「グッド・ヴァイブレーション」・・。

そんな彼ら彼女らの活躍や当時の境遇などを、実際の元「クルー」の証言を中心に振り返る。
自らの演奏技術に対する自信、自分の本当にやりたい音楽との距離感、当時の“ロック”の見られ方、そしてこんなムーブメントが長くは続かないという見通し。
じっさい時代は変わって「自作自演」が主流となると、彼らの仕事は減り個々の音楽との関わり方も変容していく。
ただのセピアな回顧だけでなく、このあたりのシビアな状況も描いたところは作品として評価できるところ(TVショーでバレリーナの格好をしてギターを弾くトミー・テデスコの姿が悲しい)。

監督は「クルー」でもあったトミー・テデスコの息子デニー。
そんな近い関係ゆえかただの「レッキング・クルー概論」には徹していず、そこがかえって愛に溢れた暖かい作品になっている要因であろう。

実に18年という時間をかけようやく完成にこぎつけた今作。何年も前に録ったであろうインタビュー映像もいくつか。それゆえもうここにはいないミュージシャンも何人かみえる。それ以外にも今は病魔に侵されていたり塀の向こうにいたり・・彼らの「今」を思うだに、時の流れの無情さを感ぜずにはいられない。

しかし陳腐極まりない表現だが、彼ら彼女らの残した作品/演奏は、後世の人々が光を当てる限り、耳を傾ける限りずっと輝き続けるに違いない。少なくとも僕はそう思っている。
amok
3.5
60〜70年代のロック黄金期を支えた、スダジオミュージシャン(レッキング・クルー)たちに光をあてたドキュメンタリー映画。

当時の映像を観ながら当時のエピソードを聞いていると、60年代の音楽を聴きたくなってきます。

ということで、数ある彼等の演奏曲の中から3曲視聴してみましょう!

ロネッツ / 「ビー・マイ・ベイビー」
https://m.youtube.com/watch?v=jrVbawRPO7I

バーズ / 「ミスター・タンブリン・マン」
https://m.youtube.com/watch?v=4yLsTTaWvbs

ビーチ・ボーイズ / 「グッド・ヴァイブレーション」
https://m.youtube.com/watch?v=nC2gZMNkyJo

うーん、素晴らしいポップミュージックですね。
打ち込みのない時代だからこそ、純粋に演奏技術が求められる。
古き良き60s MUSIC にどっぷりつかれました。

PS. 裏方にスポットライトを当てた映画でしたが、フィル・スペクターとブライアン・ウィルソンはやっぱり天才なんだということも解る映画でした。
『ラブ & マーシー』と合わせて観るのも楽しそうです。

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