yamadakaba

シング・ストリート 未来へのうたのyamadakabaのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冴えない男子コナーが、気になった女の子ラフィーナの興味を引くために仲間を集めバンドをはじめ、自立した男になって行く姿を描いた青春音楽映画。

下心ではじめたバンドはすごいかっこいいし、恋はそんなに落ち込む前にうまくいくし、泥臭く悩んで迷って恥ずかしい思いをして、次の段階へ進む姿みたいなもどかしさは全然ない。家庭崩壊もそんなに悲惨な感じに描かれないし、物語だけ見るとメリハリとかコンフリクトが少なくてつまらなそうなんだけど、でも、見ると非常に引き込まれてしまう、そんな映画。

劇中で主人公が率いるバンドシング・ストリートが演奏する楽曲はすべて映画用のオリジナルなんだけど、このオリジナルの音楽のよさや作詞のメッセージが、物語を魅力的なものにしている。
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