No.3044

『雪の女王 新訳版』と同時上映。

DVDにも収録されています。

ロシアのアニメーションって、なんか芸術してて好き。

最後も悲しくて美しくて・・。

1本のスプーンからできた鉛の兵隊
25人の兵隊は兄弟だけど1人だけ1本の足で立っている

アンデルセンのこの話は覚えてた
夜 誰もいなくなると城の扉から出てきたバレリーナが1本足の兵隊の前で踊り出す
花火のように星が飛んで輝いてました
2人は恋に落ちたんですね
白鳥の泳ぐ鏡のような泉の上を手を兵隊の前に差し出して踊る姿が切ない

時計が時を打つと煙草の箱から魔法使いが出てきて見つめ合う2人の間を邪魔をする

凄い壮大なロマンティックな世界
雨に濡れて川に流される兵隊のバックでかかる音がまた胸に迫る
1度は離れてしまった2人が出会う
ラストシーンは切なさマックスでした🔥

　これもまた『雪の女王』同様、一途な愛の物語。

　人間の日常をオモチャの視点で見るとこんなにスペクタクル！というのは『トイ・ストーリー』の元祖か。

　主人公の兵隊が一本足である必然性はあまり感じられなかった。

　あと、せっかく兵隊とバレリーナの二人が一つのハートになるという切なくも美しいラストなんだから、それを台詞でなく画で見せてほしかった。