
秀でた才能を持つ小説家の大谷(浅野忠信)と誠実で美しいその妻・佐知(松たか子)。大谷はその才能とは裏腹に、お酒を飲み歩き、借金を重ね、妻以外の女性とも深い関係になってしまう破滅的な生活を送…
>>続きを読む明治はじめの大阪・船場。薬種問屋の娘・お琴は幼い頃に失明し、一心に琴の修行を続けていた。丁稚の佐助はそんなお琴の身の回りの世話を任されていた。やがて、2人は愛を誓いあうがある日、お琴が何者…
>>続きを読む自分のことを「あたい」と呼び、まあるいお尻と愛嬌のある顔が愛くるしい赤子(二階堂ふみ)は、共に暮らす老作家(大杉漣)を「おじさま」と呼んで、かなりきわどいエロティックな会話を繰り返し、夜は…
>>続きを読む外交官の夫・昭一郎と暮らす人気女流作家の篠崎佳子は、異常なまでの潔癖症で夫との性交渉も我慢がならないほどだった。ある日、佳子に匿名の家具職人から手紙が届く。それは自ら作った椅子の中に入り、…
>>続きを読む鎌倉の片隅にひそやかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平)がその店に現れたのには、理由があった。亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「…
>>続きを読む江戸の街で夜な夜な発見される男の黒こげ死体。現場では色街で評判の白菊という女が目撃されていた。彼女は、絶世の美貌で男をとりこにし、やがてはとり殺してしまう女妖怪“飛縁魔”なのか?その真相を…
>>続きを読むひとり暮らしの学生・枝里子の日課は、実家から届くイチゴでジャムを作ること。ある日、クラスメイトの遠藤にジャムをお裾分けした枝里子は、ジャムを指ですくって舐める遠藤の仕草に、ある種の衝動を覚…
>>続きを読む瀬戸内の小さな港町に、やたら肝臓病と診断するので“カンゾー先生”と呼ばれる開業医・赤城風雨がいた。いつの日か肝臓病の病原菌を突き止め、病に苦しむ人々を救いたいと、往診で町中を走り回る彼のも…
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