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『スウィートホーム』に投稿された感想・評価

古舘伊知郎がはしゃぎまくる!


故・伊丹十三といえば、謎の死をとげた悲劇の映画監督兼俳優さんですね。
代表作は大ヒットした「マルサの女」になるでしょうか。
個人的にはラーメン屋を繁盛させる西部劇「タンポポ」が好きですが、実はホラー映画もプロデュースしておりました。
その作品こそ「スウィートホーム」。
映画としてはそこまでのヒットには至らず、どちらかというとメディアミックスで発売された同名タイトルのファミコンゲームの方が有名かも。
YouTubeなどで検索すると、ゲームプレイ動画とか沢山でてきますし。
ファミコンゲームの歴史の中でも特に怖いと評判だったらしいんですね。
らしい、というのは当時も現在も未プレイなので内容をよく知らないのです。
でも、「バイオハザード」に影響を与えていると言われているぐらいなので、良く出来たゲームだったのでしょう。

そんなわけで、たまたま色々と観ていたところ本作を発見、ついつい最後まで観ちゃった次第。
監督は、なんと黒沢清!
いまではサイコなホラーの分野で大御所ですな。
主演は、伊丹作品と言えば当然の宮本信子。ドキュメンタリー番組の演出担当役。
共演に、山城新伍、黒田福美、古舘伊知郎、レベッカのヴォーカルNOKKO、そして伊丹十三が老けメイクでガソリンスタンドのお爺さん役として出演、突如歌い出したり、大変な目にあったりとバリバリの存在感を発揮しております。


お話は簡単。
死んだ高名な画家が遺した洋館に、ドキュメンタリー番組を撮るためにやってきた製作スタッフたちが、ある呪われた者を呼び覚ましてしまったが故に惨殺されたりしちゃってタイヘーン!
悪霊の正体、そして目的は何か?
恐怖の一夜が、古舘伊知郎をハジけさせます!


何と言ってもですね、本作最大のトピックは、メイクアップの神様と呼ばれたディック・スミスを招へいした事でしょう。
「アマデウス」でオスカーも受賞した最高の人材の手による、当時の邦画としては驚異的なSFXがウリだったんですなぁ!
そのテクニックはゴア描写にもいかんなく発揮され、上半身と下半身がグチャグチャに切断されたり、人間が高熱で溶けてしまうといった残酷性の高い場面が、80年代の観客たちに多大なショックを与えたのも頷けますね。
まぁそうは言っても、ディック・スミス御大も初期は「恐怖のワニ人間」とかも手掛けていたらしいですけれど(苦笑)
人に歴史あり!

個人的には、古舘伊知郎や黒田福美が殺される中盤までがピークで、あとは緩やかに下降線をたどっていったという感じです。
「ああ、そういう展開ね」と、少し残念だったのは、最終的に救済の話になってしまったからで、甘めのオカルトが好みの方なら多少の古臭さが気にならなければ気に入るのではないでしょうか。
ちょっとだけ、「MAMA」を思い出したかな。

中盤以降の若干のテンポの悪さ、NOKKOのスクリームクイーンぶりが大根、黒田福美のキャラが浅い、GSのオヤジがどうしてオカルトなパワーを持っているのか分からない等々、気にしても仕方がないけれど気になってしまう箇所もありますが、それらを全部合わせても敵わないのが古舘伊知郎の衣装のアバンギャルドさ(苦笑)
古舘伊知郎だからね。
いくら若い頃といっても、古舘伊知郎だからさ(汗)
劇中だと、とっぽいカメラマン役だったんですが、正直、役も衣装も似合ってはいませんでした・・・プププ
でも、指だしの黒いドライビンググローブって買ったなぁ・・・とか若気の至りを思い出させてもらいましたよ、伊知郎に。

そんなキャスティングの妙も含めて楽しんだもの勝ちな、これぞ80年代に狂い咲いた徒花。
でも哀しいことに、本作は現在、権利関係が宙に浮いてて劇場でかかることもDVD化も難しいらしいのです。
伊丹十三と黒沢清の間にすったもんだ(裁判沙汰)がありまして、伊丹十三が鬼籍に入ってだいぶ久しい現在でも問題がクリアされていないんですって。
Jホラー以前の、折角の邦画ホラーなのに勿体ない。
古舘伊知郎と黒田福美を狙う「漆黒の影」なんて、ビジュアル的にも蠢いている感じが素晴らしいのに・・・
早く権利問題が解決されて、ソフト化や名画座での上映があれば良いのになと思いますね。


某動画サイトにて
【タズシネマ】
リングと張るジャパニーズホラー。大好き何回も観たです。

亡くなった画家の家にテレビスタッフが取材に行くんだけど奇怪なことがおこる、でその裏側に画家と家族の悲しい出来事が。

俳優陣も奇怪で、
NOKKO(♪♪どこで〜壊れたのOh フレンズ〜の人)とか古舘伊知郎が俳優として出てきます。そして結構グロく散っていきます。

なぜかソフトリリースがVHSから更新されてない。で今VHSがプレミア価格。。実家のVHS処分しちゃった。。

ちなみにバイオハザードシリーズの原流を辿るとこの映画に行きつくそうです。

この作品をゲーム化、シーン切り替えにドアが開くシーンを導入

バイオハザードの時の躯体がまだローディングに時間かかるので画面切り替え時の演出にドアが開くシーンを流用

逆にドキドキ感を煽るいい演出になり、人気作品に

ゲームシリーズ化、映画化、映画シリーズ化

※フィルマークスのカテゴリ判断はAIがやってるんですかね?「ドキュメンタリー」になってる。絶対ホラーなのに。取材に行く話だからですかね。
M少佐

M少佐の感想・評価

2.5
 「闇はどこにでもある!」

曰く付きの洋館。
様々な思惑の人間達が恐怖の館に足を踏み入れる。

見たくても見れない困った作品。
現在も係争中。
DVD化強く発売希望。

当時としては最新のVFX を駆使して残酷なシーンも容赦なく元凶の造形も気持ち悪い。
当時一流のメイクアップアーティストをお呼びして作られたそうです。
役者陣も個性的で、一番印象に残るのは古舘伊知郎さん。
今は亡き伊丹十三監督もキーパーソンとして登場します。
彼の奥様も出演。

さて本題。
過去CAPCOMがFCソフトとして発売していました。
当時も話題になりましたが、かなりの難易度。
映画との共通点もありますがオリジナル要素が強くゲーム内容も容赦無いです。
ホラー脱出ゲームの元祖としても有名です。
彼の「バイオハザード」の原型にもなりました。
そのバイオハザードも、今は6作も続くメジャーな映画としてシリーズ化されています。 
そう考えると、この映画も価値があると思えてきます。

追記 裁判は終了し版権は伊丹プロにあるそうですが、映像媒体は絶版…

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