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The Toolbox Murders(原題)
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『The Toolbox Murders(原題)』に投稿された感想・評価

3.5
4月12日公開『ハロウィン』に向けて♫

『ハロウィン』シリーズを続けて見てたら飽きてきちゃったので、グリーン監督が新作製作の際に参考にしたと語っている本作を。とはいえ監督のインタビューではタイトルだけ語っているのでトビーフーパー監督のリメイク版とどちらのことを指しているのかわかりませんが、両方見ときゃ大丈夫でしょう!

本作は、オリジナル『ハロウィン』と同年製作のスラッシャーホラー。まだスラッシャー映画の様式が定まっていない頃の作品なので、王道な展開からは外れた変化球な内容でした。スラッシャーの様式に沿った作品に慣れ親しんだ方でしたら、本作のやり口は新鮮に映るのでは無いでしょうか。

冒頭から怒涛の如く殺人シーンの連続。ストーリーを語るつもりなんて全くない潔さ。本作の殺人鬼は、タイトル通りツールボックス(工具箱)を携えてスキーマスクを被ったオッサン。本編が始まって早速、修理業者を装い侵入した家のおば様を電動ドリルで殺害。…と思ったら他の部屋に移動してハンマー→ドライバー→ネイルガンと次々にマンション住民の女性ばかりを鼻歌を歌いながら殺して行く。

そしたら中盤あたりでガラッと作風が変わって殺人はピタッとストップ。お気にな女の子を見つけた犯人さんは彼女を監禁し、気持ち悪い自分語りを延々と聞かせ続けるという監禁系のスリラーに。前半では空気だった主人公ジョーイと友人ケントが、誰が犯人なのかを独自に捜査する探偵ものへと変わっていく。

血はそこまでドバドバ出ないのですが、工具を使った殺害シーンの残酷さはかなりのもの。必ずと言っていいほど殺害の際に明るい感じのカントリーミュージックがレコードから流れており、部屋の中で行われている凶行と、聞こえてくる歌詞やムーディな曲調とのアンバランスさが惨さを際立たせている。

中でも、一撃を浴び瀕死で壁にもたれかかる女性の頭部にネイルガンを押し当て撃ち抜くという容赦の無いトドメの差し方は、殺人鬼としての無慈悲さが強調された素晴らしいシーンだったと思います。

後半の監禁スリラーはそんなに面白くはないのですが、大事な娘を失った心の傷から立ち直れずに、マタイの福音書をヤバイ方面に独自解釈した彼なりの信念に基づいた粛清の異常さと、監禁した女性を娘に見立て、幼女を扱うような接し方の気持ち悪さはインパクト大でした。
Youtubeの映画チャンネルFFF+ | Full Free Films Plusでも鑑賞可能な(ただしこのバージョンについては後述)、トビー・フーパー監督の「ツールボックス・マーダー」(2003)のオリジナルで工具箱を抱えて次々と若い女性を狙う殺人鬼を描いた「ハロウィン」とほぼ同時期に作られたスラッシャー。

電動ドリル、ハンマー、ドライバー、ネイルガンを使い女性を殺す冒頭は当時にしては血の量もそれなり。しかし妹を誘拐された兄とその友人がメインとなる中盤以降殺人は影を潜め犯人も堂々と登場、拘束した妹に対して延々と独白するスラッシャーというよりサスペンス的な内容に。

それ故勢いは削がれますが意外な人間が死んだりと予想のつかない方向へストーリーは展開、一応グッドエンドとはいえ妹のその後を考えると何とも言えないエンディングが強く印象に残り内容はかなり違いますがリメイク版よりも良い作品と感じました。

上記のバージョンはオリジナルより数分短縮されており、どうやら今作のハイライトとも言え(?)、ジャケットにも描かれている泡風呂に浸るも殺人鬼に見つかり全裸でリビングまで逃げた挙句ネイルガンで殺される女性の辺りがカットされてるみたいです。
行方知れずとなった妹を捜索する青年が、連続婦女殺人事件との接点を探り当てようとする。サイコパスの暗躍を描いている、不条理系スラッシャー・ホラー。

目出し帽を被り工具箱を持ち歩く男が、電気ドリルや釘打機などを利用して、若い女性を狙った猟奇殺人を繰り広げる。女優陣のお色気描写がてんこ盛りになっており、"丸裸の状態で襲われる恐怖"の他、"自慰行為中に襲われる恐怖"も描かれる。

後半部に入ると、スラッシャー路線からサイコ・スリラー路線へとドラマが転調。亡き娘の幻影に取り憑かれている中年男が、拉致した少女を代替にしてしまう。少女の兄を中心に据えた捜索劇にも、あっと驚く変化球が付けられている。

中盤からの転調により見世物要素が停滞してしまうけれども、頭がおかしな人の生態観察ムービーとしては及第点。犯罪者と被害者の双方に居た堪れない境遇が設定されており、立場が入れ替わる不条理性を享受することができる。

『The Toolbox Murders(原題)』に似ている作品

ハロウィン II

製作国:

上映時間:

106分

ジャンル:

3.1

あらすじ

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