古いアメリカの小学校の教育ミュージカルって感が強くて初めは引き気味だったけど、歌が圧倒的に上手くて聴き心地がよいから途中からどんどん引き込まれていく。
この間「ヨセフ物語」を観たばっかりなのでストーリーは把握してた。
少し小難しい積極じみた旧約聖書の創世記とヨセフのストーリーも、レインボーカラーでカラフルで飛びっきりハッピーな歌とダンスで初めの不安は解消された。
これで旧約聖書の勉強になるのかはいささか微妙だけど、舞台風ミュージカルが好きな方にはオススメ。

新演出のカンパニーが来日するということで、予習として鑑賞。
旧約聖書の物語を描いた楽しいミュージカル。アンドリュー・ロイド・ウェーバーがまだ学生時代に書いた作品で、学校で上演するためのものだったらしく、子どもにも分かりやすい作品だけれど、ウェーバー節は既に随所に‼︎
ここからジーザスクライストスーパースターに繋がっていく事がよく分かる！
ファラオがヘロデに、ヨゼフが牢獄に囚われるシーンはジーザスの苦悩に、盃のくだりは鞭打ちの楽曲に、それぞれ活かされている。
このDVDのバージョンはオーソドックスで、今観ると若干古い感じは否めないのだが、先日観た来日公演は、今をときめく振付け師の演出・振付で、本当に素晴らしかった‼︎DVD化熱望。

申請してから1ヶ月半、やっと登録されてウレシス（≧∇≦）

旧約聖書「創世記」の「ヨセフ物語」を題材にしたミュージカル。

ミュージカル史に残る名作を次々と生み出したゴールデンペア、アンドリュー・ロイド＝ウェバー×ティム・ライスによる作品で、作ったのは学生時代だというんだから驚き。才能どんだけ…

私は2016年の来日公演も観たんだけど、ガラガラの客席なのにどかんどかんと大爆笑が起き、とても盛り上がって楽しい舞台だった。
日本だと作品か出演者に知名度がないとチケットが売れないことが多く、良作が埋もれていくのが本当に残念だと思った舞台のひとつ。演出・振付はあのアンディ・ブランケンビューラーだったのに…（「Hamilton」始めトニー賞を3度も受賞してる天才振付家。今作は面白いだけじゃなく、中身の詰まった舞台だった。あんな濃密な舞台経験なかなかないくらい。）

この映像はスティーヴン・ピムロット演出の1991年版ロンドン公演をもとに、ステージ撮影されたもの。
私が観た舞台とは演出がかなり違ったけど、とにかく愉快な作品なのは変わらず。
旧約聖書なんて難しそう…と思うかもしれないけど、全く構えずに観て大丈夫。
観た後でも旧約聖書を理解したとは全く言えないほど、軽くてギャグ漫画みたいな展開が続きます。

曲はウェバー御大の「Jesus Christ Superstar」や「Cats」の片鱗を感じさせるフレーズが多く、御大の原点を感じさせます。
一度聞いたら耳に残るメロディ「Poor, Poor Joseph〜♫」を一週間ほど歌い続けてしまう病にかかること間違えなし。

タイトル通りアメージングでド派手なヨセフのコートがきっかけで起こるお家騒動。
とにかく明るくはっぴーなミュージカルです☺︎

https://youtu.be/Li7dnQWpr0g

↑私が観た舞台版のハイライト。これをソフト化して欲しいのう。

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