ジーザス・クライスト・スーパースターの作品情報・感想・評価

「ジーザス・クライスト・スーパースター」に投稿された感想・評価

小さい頃は分からなかったけど、大きくなって音楽が少し分かるようになってから見て分かったカッコよさ。DVDほしいなぁ。
太宰治『駆け込み訴え』の実写版。というのは冗談で『人間』イエスを描くロックミュージカル。曲もいいし、配役も絶妙!ユダが黒人でマリアがアジア系って今ならクレームのオンパレードっぽいのも意味深で素敵です。みんな歌も上手ですし。

ただ映画を通して一番スーパースターしてるのは最後のユダ。プレスリーにも劣らぬスターぶりです。オススメ!
りす

りすの感想・評価

2.7
2018年19本目、2月3本目の鑑賞

キリスト最後の7日間の物語
ミュージカル映画
ノーマンジュイソン監督作品


作品には全然関係ないが、久々にBlu-rayで映画を鑑賞した為、その画質に愕然とした
ここまでDVDと違ったものだろうか

キリストと使徒の物語なので、知っている話であることは極自然な訳で、展開は分かってしまう
ミュージカル調に仕上げていることで、歌唱力に魅せられはしたが、一方で元々演劇向きの作品なだけあって場面転換が不自然、暗転が頻繁に発生するなど少々許せない点もあった

個人的に面白いと感じたのは当時では考えられない、現代の文明品があちこちで登場することである
あとは引きの画を相当考えたんだろうなぁって思える配色
そして、キリスト教の状況や、信者のことを考えると、今作の終盤の展開はなかなか踏み込んでいて面白い
そういった点から考えると、最近ヒットしたインド映画『pk』に似ているなぁとか思ったりもする

観ておいて損はない一本
黒人ユダが最高。ジーザス観るならやっぱりDVD出てる3種類見比べたほうがおもしろい。設定も衣装も場所も全然違うし字幕の訳も全然違う。
馮美梅

馮美梅の感想・評価

1.5
やっぱミュージカル苦手だ。有名な作品だからと思って観に行ったが、ほぼ寝てしまっていて記憶がない。なんか間延びしてて、観た当時、自分にとっては珍しく苦行のような時間だった記憶しかない。でも有名な歌のシーンは圧巻だった(それだけはインパクトとして記憶に残っている)
時代を超えるメッセージのために


ジーザス・クライスト=スーパースターは、劇団四季を知る人なら知らない者は無いと言っていいミュージカルの名作だろう。原作は1971年にブロードウェイで初演を飾り、以降も「人間、ジーザス」を描くというタブーをはらみながらも、世界各地で人々の心を掴んできた。
映画は舞台初演から2年後の1973年に製作されている。

映画版はイスラエルの砂漠をロケ地とし、過酷な猛暑の中で撮影された。オープニングのナンバーが流れると小汚いロケバスが荒野の果てから登場し、ヒッピーたちが踊りながら下車してタイトルへ。やがて1人丘の上に佇み、喧騒を冷めた目で見つめるのがユダなのだが、なんとパンチパーマの黒人である。ナンセンスでアバンギャルド、過去のようで未来のような、不思議な世界観とともにおなじみのナンバーが流れていく。
特にヘロデ王のシーンは必見の珍場面である(笑)


神を信じて集った民衆に翻弄されて自分を見失っていくジーザスと、誰よりもジーザスを信じたがためにその憧れが失望へと変わるユダ。孤独を深めるジーザスは自らの死の覚悟を決め、またユダもジーザスの苦しみを終わらせるため銀貨と引き換えに司祭たちと取引をする…。


原作の名シーンをしっかり押さえつつ、破壊的であり普遍的である作品の面白さを画面いっぱいに表現している。原作者であるA・ウェーバーはこの演出をひどく嫌ったそうだが、映画版はゴールデングローブ賞にノミネートされるほど批評家たちからの賛辞を受けたそうだ。


ジーザスクライストはロックミュージカルであり、またジャズなど他の音楽とも親和性が高い。マーチングまであるのだから驚きだ。この映画は(原作者の気持ちは別として)いつまでも変わることのない問い掛けの連続であるジーザス・クライスト=スーパースターを見事に描き切った一本として認められるべきだろう。
なんとはっちゃけたショーなんだろう!ロケ、すげー。楽曲すげー。解釈すげー!
2000年版と比較して見るべき。
うふん

うふんの感想・評価

4.5
みんな片思い。一方的な愛。って感じの映画。
炎天下で踊り狂って歌いまくってる感じが最高。
大司祭二人組が好き
カツミ

カツミの感想・評価

5.0
この有名な作品の舞台は、劇団四季の国内版であっても観ていない。
そんなキリスト教信者でも無い僕が、心臓を摑まれてしまったミュージカル作品。
私が見たのはすでに廃盤になっている映画版ですが
この作品は比較的私に衝撃を与えた作品です。
全体的にロックミュージカルになっていて
歌や踊りと共に映画が進んでいきますが飽きません。

パッションとはまず根底から違うキリストの姿が見れますが
この作品は「キリストは神ではなく【人】である」事を示唆したもの。
大人になるにつれて神通力を失っていくように見えるキリストに対して
それに気付いたユダが「お前の言っていることはおかしい」と言う。
ユダは裏切り者とされてきているが実際一番キリストを見ていたのは
誰でもないユダだからこそ「裏切り」に走ったというあらすじ。
神としてのキリストの暴走を止め
一般大衆に人であることを認めさせることで
キリストには害がないことを知らせ助けたかったユダ
基本的に物語はユダを中心に回っていく感じである。

そして裏切った瞬間に天から聞こえてくる
「よくやったユダ」
この一言が当時反発を凄く受けたという要因だと思う
つまりは「裏切り」ではなく
「神の意思だった」という証拠である表現ゆえに
今でこそ認められてきた「ユダの福音書」に
通じるワンシーンが実に感慨深くてたまらない!
当時上映禁止だのなんだのあったことや
製作に苦難があったことを思うとさらにすごい作品です
(当時はユダは神の意思で動いているという解釈は許されてなかった
が、この映画を子供の頃に見て 逆にユダの方が実は
神の意思で動かされていたという説を
真実だったのではないかと思うようになりました)

私的にはこの作品の物語の方がとても面白かったし
これを見てから「確かにそうだ」と納得もした。
ミュージカル的な面でオブラートに包まれてる感があるが
実際にはとても奥が深く、ヴァチカンの反発をかったというのも頷ける
これは本当に皆さんにも見てもらいたい映画です。
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