川での二人の立ち位置、トンネルを抜けるときのノイズが消える感じ、長回しの後の森へと流れる移動。土村芳の表情は角度で本当に違くて、『本気のしるし』をしっかり思い出す。
誰かが亡くなって残された二人が会…
『スパイの妻』の脚本を濱口竜介監督と執筆していた野原位監督のデビュー作とのこと。
亡くなった一人の男をめぐる二人の女の会話劇です。
セリフと芝居の流れが長回しと共に描かれます。
癒やし、というには少…
なんだろうかめちゃくちゃ好きだぞ。土村芳の太腿が芸術的過ぎてテント張りたいとかそれはまぁ確かにそうなのだが、語感と台詞のテンポ感が最高に気持ち良くて、出来の良い俳句を読んでいる様だし、このままラジオ…
>>続きを読むとても声がきになる映画。アップでも引きでも音量が変わらない。引きのときは肉声ではなくアフレコに聞こえる。役者とカメラの距離感と声の音量が一致しない違和感。どう録音しているのだろうか。バックで車や川の…
>>続きを読む対話の効用についての短編。初対面の女性2人が険悪なムードから会話を始めますが、緊張が徐々に氷解していく様子の心地よさは、『ハッピーアワー』の逆張りといったところか、共通のおもしろさ。
深田晃司監督の…
渓谷。渓流の音。
女性2人。亡くなったノブユキ君の姉/亡くなったノブユキ君の彼女。残された女性2人が、山間で会話する。姉の口調が糾弾に近くて、きいていてちと辛い。
気まずさ全開から、共感・受容に…