福島イジりが問題で通常公開は出来なさそうとのこと。カナザワで再上映してくれてありがたかった。

整音の酷さ、演技の拙さ、ゴア装置のぬるさ、全部愛嬌があってよい。マッドじじいがしゃべるたびに劇場中が笑いに包まれていて、主題とは裏腹になごやかなムードだったのが面白い。
「燈火」ではなく、こちらの拷問手術室のボンベ付近に霊が居たそうです。

カナザワ映画祭にて鑑賞！

東日本大震災後の被災地に興味本位でやって来た若者達が、ザマぁ無い仕打ちにあうって話☆

福島の汚染地区に、避難せずに一人暮らす老人のやり過ぎ暴走っプリが本作の魅力。
そこにノコノコ訪れる不心得者達に容赦の無い仕打ちを生き生きと仕掛けていくその姿はとっても爽快♪

「野菜は地元産だから、せめて“肉”は“県外産”がたべたいよね？」

いやー、気持ちは分かるけど・・・(￣▽￣;)

不謹慎映画の為公開機会は少ないでしょうが、お茶目な老人の暴走が止まらない本作、オススメです(*￣ー￣)

注）グロNGの方にはオススメしませーん♪

• #暴走老人
• #カニバリズム
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カナザワ映画祭2013で期待の新人監督に選ばれた作品がカムバック上映。2013年は不参加だったのでこれは嬉しい。あれから3年経つのにまともに上映されることがなかった、そんな作品です。

フクシマの避難区域に興味本位で侵入した若者たちが、山中で人の気配のする一軒家を発見する。そこには避難勧告を無視し続ける一人の中年男が住んでいた。彼は元医者で、時折迷い込んでくる動物や人間を食って生きていたのだ。

プロットを聞いただけでクズ映画と断言したくなりますが、これが結構面白いんですよ。
その若者たちはもちろん餌食になるわけですが、殺害方法の異常さが見所なんですね。見たこともない医療器具で人体を破壊していきます。刺青の入った皮膚を綺麗に剥がし、パッチワークのように壁に貼り付けていくシーンのキモ楽しさたるや。

そしてこの医者のキャラがかなり変で、外見はチンケで弱そうなバーコード禿げで、常に薄笑いを浮かべてる。説教を垂れながら人体を切り刻むんだけど、そのセリフがかなり酷い。「ゴメンで済むなら警察と産婦人科はいらない」とかどういうセンスなの。えぐり出した眼球を口にして「うーん、クリーミーかつマイルド」とグルメレポーターを気取ったり。
「野菜は県内産ばかりだから、せめて肉は県外産にしたいんだよね」なんて笑いにくいギャグも。こんなセリフあったら、そりゃ上映してもらえないよなぁ。

清川監督は医者にして格闘家という変り種で、特殊な器具もそれで使うことができたって事ですね。低予算映画だから迫力のあるグロ描写は無理だけど、それを変化球で補っている。たいへん楽しゅうございました。

言うまでもありませんが、グロが苦手な方は鑑賞を控えるべきでしょうね。

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