全国各地の拳法が集まり繁栄を見せていた20世紀初頭の天津。十九家の流派がチョン長老の統治のもと、天津に道場を開き、昔ながらの掟を守り奥義を伝えていた。 そこに突然現れたのが、詠春拳の奥義を究めたたった一人の生き残り、チン・シー。彼は死んだ師匠の志を継ぎ、詠春拳の名を再び世に広めようと、天津に道場を開くためにやってきたのだ。そんな彼にチョン長老は、十九ある道場のうち八つを破れば詠春拳の道場を開くことを認めようと言う。ただし、師匠自ら戦うのではなく、天津で見つけた弟子に戦わせろ、と。 その条件を呑んだチンは、街で荷押し人夫をしている青年ゲンの類まれなる身体能力に目をつけ、彼を弟子にとるや、徹底的に詠春拳の奥義を叩き込む。そして一年後、師匠の予想通り天才的武術家に成長したゲンは、次々と各派の道場を破ってゆく。そして道場破りが八家目に迫ったとき、自らの支配力を脅かされた武術界は、当時台頭しだした軍部と結託し、詠春拳を葬り去ろうと画策する・・・・・・。
20世紀初頭の中国。北の八卦掌の宗師であるパオセンは引退を決意。南北統一の使命を託す後継者に南の詠春拳の宗師イップ・マンを選んだ彼は、一番弟子であったマーサンの恨みを買う。やがてパオセンの…
>>続きを読む弓術を極め、武術における各流派の覇権争いを仲裁する“ジャッジ・アーチャー”の老人に出会った青年。老人からあらゆる武術の知識を習得た彼は、新たな“ジャッジ・アーチャー”となる。各地の道場で争…
>>続きを読む暗殺が世を動かしていた混乱の時代。覇権を勝ち取るために必要な宝の在処が記された地図をめぐって争いが起こり、各国の思惑が交錯。最強の暗殺者集団である離恨谷もその争いに引きずり込まれていく。離…
>>続きを読む清朝末期、ユァンジアは武術家の家系に生まれたが、父から武術の教えは受けられなかった。家を出て自らカンフーを習熟した彼の強さは天津に知れ渡っていく。国の情勢が不安定ななか、強き者こそ平和の基…
>>続きを読む“神剣館”に住み“剣神”として名を轟かせる最強の剣士、謝(シェ・)暁(シャオ)峰(フォン)/通称:第三の師(ケニー・リン) は吉(チ)と偽名を名乗り妓楼の下男として働いていた。彼はそこで…
>>続きを読む『赤壁の戦い』の数年前、劉備軍の武将であった関羽は敵である曹操に捕らわれていた。 捕虜になりながらも関羽は、『白馬の戦い』で劣勢だった曹操軍の手助けをして勝利を呼び込んだ。 曹操は様々な手…
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