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光
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目次

光の作品紹介

光のあらすじ

東京の離島、美浜島。中学生の信之は記録的な暑さが続く中、閉塞感のある日々を過ごしている。信之を慕う年下の輔は、父親から激しい虐待を受けている。美しい恋人の美花がいることで、毎日は彼女を中心 に回っていた。 ある夜、美花と待ち合わせをした場所で信之は美花が男に犯されている姿を見る。そして信之は美花を 救うために男を殺す。 その夜、理不尽で容赦ない圧倒的な力、津波が島に襲いかかり、全てを消滅させた。生き残ったのは、信之のほかには美花と輔とろくでもない大人たちだけだった。 それから25年後、島をでてバラバラになった彼らのもとに過去の罪が迫ってくる―。妻子とともによき父 として暮らしている信之と、一切の過去を捨ててきらびやかな芸能界で貪欲に生き続ける美花。誰からも愛されずに育った輔が過去の秘密を携え、ふたりの前にやってくるのだった。

光の監督

大森立嗣

原題
製作年
2016年
製作国・地域
日本
上映時間
137分
ジャンル
サスペンスドラマ

『光』に投稿された感想・評価

レビュー読んでたから心構えしていたんだけど、映像と音楽があわない。テクノのリズムが大音量なのと役者さんがボソボソ話すのであまり聞き取れなかった。バックの音楽にあわせるとご近所迷惑になるし、なんとも言えないな。
なんか入り込めなくて流し見しちゃったけど、もう一度見るかと聞かれたら、見ないだろうな。
この作品は刺激を求め、胸糞感に浸りたい方、必見の作品だ。ゲスい。ゲスい。登場人物、皆、ゲス黒い。見た目は人間だけど中身は獣か悪霊か。それとも、これが人間の本性なのか。

大森立嗣監督が人間のふりをした”バケモノ”たちを不快感たっぷりに描く。瑛太の目に狂気が宿る。井浦新もサイコパス野郎を、長谷川京子は妖艶な男殺しを演じる。橋本マナミもビッチィな人妻を演じ、柔肌を限界まで披露する。

ドロドロ、ヌチャヌチャしている。汗や獣のような匂いもする。湿度も高い。スカッとさわやかの対極にある作品にモヤモヤ、鬱々とする。

タイトルは「光」だけど、どこに光があるのか。タイトルは「闇」に決定だっ、バッキャローッ!
TOSHI
-
私は大人になって考えると恥ずかしい言動が多かった中学生以前の自分を否定しており、そのため当時の同級生達とは現在は交流もなく、当時住んでいた地域にも行きたくないのだが、ニュース番組等テレビで突然、その地域が映し出された時には、何とも言えない気分になる。自分の中では消去したつもりでも、その地域や同級生達は、現在も紛れもなく息付いている事を思い知らされるのだ。本作はまさに、そんな感覚を想起させる作品だった。

何となく静かな映画だと思い込んでいたため、冒頭からいきなり、駆り立てるような激しいテクノミュージックに意表を突かれる。そして音に合わせて、海から捉えた島の全景、島の中の道に続いて、島の象徴である巨大な老樹が映し出される。このオープニングだけで、大森立嗣監督が、今迄のノウハウで本作を撮っている訳ではない事が分かる。
東京の離島・美浜島で暮らす中学生・信之は同級生の美花と付き合い、肉体関係を持っていた。そして親から虐待されている、幼馴染の輔(たすく)は、信之のことを「ゆき兄」と慕い、いつもついてきていたが、信之は鬱陶しく思っているようだった。
美花に呼び出された信之が、薄暗い神社の階段を上って行き、美花が大人の男に抱かれている姿を目撃する描写が出色だ。美花は抱かれながらこちらを見て、「助けて」と言う(しかし表情は、笑っているようにも見える)。信之は美花を助けたい一心で、うながされるように殺してしまう(殺人をしてしまう事は、公式HPにも記載があるためネタバレではないだろう)。月の光が美しく海に映えるその夜、島に天災が襲いかかるが、美花、信行、輔の他輔の父を含めた数人の大人だけが生き残る。老樹の根元の空洞を覗く形で、「光」のタイトルバックが出て、25年後に飛ぶ構成に唸る。

川崎市の公安局に勤める信之(井浦新)は、妻・南海子(橋本マナミ)と一人娘と共に、団地で平穏に暮らしているが、無表情で目に“光”がなく、人間らしく見えない。美花(長谷川京子)は篠浦未喜の名で、ミステリアスな魅力により、スター女優になっていた。
ゴミが荒らされたり、変質者が出たりする団地の近所付き合いに息が詰まる思いをしている南海子は、時間を見てはボロアパートに通い、金属プレス工場勤めをしている輔(瑛太)に抱かれており、激しい情事が描かれる(しかし日本映画によくある、激しい性的シーンを描きながら、乳首は死守というスタンスは何なのだろうか。別に桑田佳祐のようにスケベ心で、「乳首見せろ」と言いたい訳ではない。輔の腕で南海子の乳首を隠している事が不自然で、ノイズになっているのだ)。輔が執拗に南海子の足指を舐めるのは、隠れて見ていた信之と美花の行為の模倣である事にゾッとする。そして娘が変質者にいたずらされる事件が起きた時も、南海子は輔に抱かれていた事になる。冷静に今迄通りに娘と接するべきだと言う信之と南海子の関係に、亀裂が走る。感情を爆発させる南海子に、「俺が犯人を殺してやろうか」と言う信之の異常性が顕在化する。
輔が信之に接触し、南海子との不倫をネタに金を要求して来た事で、輔はずっと信之の行方を捜していて、信之をゆするために南海子と不倫関係になった事が分かる。そして輔の居場所を突き止めた、暴力を振るっていた父親(平田満)が訪ねて来た事で、二人は輔が撮っていたあの日の死体の写真をネタに、裕福な美花を恐喝する事になる…。

恐喝を機に呼び出され、美花と再会した信之の「(お前と別れてから)幸も不幸もなくただ生きていただけだ」というセリフに、ハッとさせられた。古今東西の映画で不幸は掃いて捨てる程、描かれてきたが、不幸を感じている内は人間的なのである。不幸とも感じない、人間らしさを喪失してしまった感覚(本作のキャッチコピーは、僕らは人間のふりをして生きている。である)。映画で追及すべき、現代人の心に巣食う感覚はこれではないか。

信之の美花への想い、輔の信之に対する想い、一方通行の想いは歪な形へと変貌し、驚くべき結末へ向かって行く。登場人物達は、唯一、島出身ではない南海子も含めて、何かが壊れて欠落してしまっている人ばかりだ。人間らしさを失っていた信之は、輔と再会した事で、人間性を取り戻していくが、「暴力で傷付いたら、暴力で返すしかないんだよ」と言う信之が、自ら引き起こす結末は人間性を超えて、島で培われた野性を感じさせた。家に戻った信之とその家族に、“光”は見えたのか分からなかった。
作中何度か、無機質な都市生活を突き破るように、島の老樹の映像が挿入されるが、それを昇華させたようなラストシーンがインパクトがあり、かつ余韻を残す。人間は過去から逃れる事はできないという事実に、打ちのめされる作品だ。

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