サドのための絶叫の作品情報・感想・評価

サドのための絶叫1952年製作の映画)

Hurlements en faveur de Sade

製作国:

上映時間:64分

3.5

『サドのための絶叫』に投稿された感想・評価

映画に反してを読みながら、シナリオと一緒に鑑賞した。合間に入る黒みの時間に耐える事ができない現代人を叱責するような構成。
黒みではあるが、たまに傷か塵と思しき白い物体が映って安心する。詩は美しかった。

語りが入る白画面と、静寂が永遠と続く黒画面が交互に入れ替わる。
最初は白画面から始まり、意味の無い会話が続いていたが突然黒画面が挟まり、無音の状態が数分間続く。数分経つと再び白画面に戻るが、しばらく…

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2.5

【ささやく白画面、だまる黒画面または、いにしえのASMR動画】
デレク・ジャーマンが放った全編青画面映画『BLUE ブルー』は有名だが、全編白画面、黒画面で構成された作品をご存知だろうか?フランス思…

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このレビューはネタバレを含みます

これ程に良くも悪くも評価不能という言葉の似合う作品もそうないだろうって代物。

なんか白い画面で朗読流れてんなと思ったら音が止んで何も映し出されてないような状態となり、かと思ったらまた白くなって朗読…

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飯
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いま、ここ、一回だけの絶叫。初上映当時の64分間内に生きていた作品。今私たちが観ているのはただの複製された残骸にすぎないだろう。
今のあらゆる上映はこの反映画の映画化、反スペクタクルのスペクタクル化…

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