🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-451
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋ほんとアメリカには素敵なロードムービーが多いですよね。やはりその広大な国土をゆっくりと自然に包まれながら走り抜けることで、自分が自分を振り返ることができるからなんでしょうね。本作もそんな素敵なロードムービーの一つに挙げられる作品です。ラブストーリーとしても素敵な作品です。

🖋️テーマは“一つの時代の終わり”かな？、余命いくばくもない著名な写真家の父ベンと、自分自身を見い出すことごできずにもがいている息子マットが、最期の旅の目的としたのは「コダクローム」の最後の現像を行なってくれるカンザスにある「Dwayne’s Photo」。時代と共に過ぎ去り、なくなろうとしているコダックのフィルムのブランドのひとつ「コダクローム」、そして自分の命。。。そんな一つの時代の終わりに残した作品群が、父親の真の姿を語り、息子が父の愛に気付くという、そんな素敵なロードムービー、ラストの作品群を見た時、もう涙が溢れ出しました。。。

🖋️アナログのカメラの素晴らしさ。作中で写真家の父親が言った言葉、“現像をして残すから後世の人が気がついてくれる。。。デジタルは誰もが現像しない。。。”“時間は進み続けるけど、写真は時間を止めることができる。。。”など、アナログカメラの素晴らしさを再認識。「コダクローム」がとても良い題材と演出になっていますね。忘れていたものの価値を再確認させるような温かい作品です。

🖋️主演の2人もとても良いですね。マットを演じたジェイソン・サダイキス、とても親近感が持てる演技でした。そしてマットの父であるベンを演じるのは名優エド・ハリス。頑固で偏屈だけど、自分の信念を貫いているある意味カッコの良い老いた写真家を存在感たっぷりに演じています。

🖋️そしてサブで流れている、マットと父の看護師ゾーイのラブストーリーもすてきです。まあ、いまマーベルでも大活躍のエリザベス・オルセンですから、目がそっちに向いてしまいますね！

😭Story:（参考: 公式サイト）
疎遠だった親子を再び引き合わせたのは、消えかけた命の灯火と、古い写真フィルム。唯一残された現像所を目指し、一生忘れることのできない最後の旅が始まる。

🔸Database🔸
・邦題 :『さようなら、コダクローム』
・原題 :『Kodachrome』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2018
・日本公開 : Netflix配信
・上映時間 : 105分
・受賞 : ※※※
・監督 : マーク・ラソ
・脚本 : ジョナサン・トロッパー
・原作 : A・G・サルツバーガー
・撮影 : アラン・プーン
・音楽 : アガサ・カスパー
・出演 : エド・ハリス、ジェイソン・サダイキス、エリザベス・オルセン

🔸Overview （参考:映画. com）🔸
「アポロ13」のエド・ハリスと「なんちゃって家族」のジェイソン・サダイキスが父子役を演じ、疎遠だった父と息子が最後の旅を通して関係を修復していく姿を描いたNetflix製ロードムービー。音楽プロデューサーのマットは、担当していた人気バンドとの契約を失いクビ寸前に追い込まれてしまう。そんな矢先、彼のもとに父ベンの看護士だという女性ゾーイが訪ねて来る。有名カメラマンのベンは末期がんに冒されており、自身が保管していたあるフィルムを現像するため、製造終了したコダクロームの最後の現像所までベンに連れて行ってほしいというのだ。自分勝手で母に苦労ばかりかけていた父を憎むマットは、嫌々ながらもベンやゾーイと車で旅に出るが……。ベンの看護士ゾーイ役に「アベンジャーズ」シリーズのエリザベス・オルセン。

疎遠だった父と息子の関係。
レコード会社で働く息子の元に父親の看護師が現れ、癌で残りわずかと知り父の最後の望みなた昔のフィルムを現像する旅に出る。

看護師役に大好きなエリザベス・オルセン🥹
エリザベス・オルセンが幸せそうな笑顔をする作品って貴重だから観れて良かったです🥹

お父さんとの関係が最初ぎこちなかったけどどんどん打ち解けてくの良かったなぁ✨
エド・ハリスがいい歳の取り方してて素敵でした👏👏

エリザベス・オルセン観たくて観賞。

予想以上に良い話だった。
Kodakがお金出してんのかな。良い宣伝になるね。

Kodachromeっていうフィルム形式を現像するために、喧嘩別れした親子と看護師が車で遠出する話。Kodachromeってのが希少な形式らしく、アメリカでは一箇所でしか現像できならしい。そんなんがあるのか。

不器用な父と、昔の父の冷たさに失望し距離を置いていた息子が段々と打ち解けていく様子が自然体で素晴らしい。その二人の仲介役として気配りする看護師も優しい。

ラストは簡単に予想できるけど、それでも感動しちゃうよね。