レールズ&タイズの作品情報・感想・評価

「レールズ&タイズ」に投稿された感想・評価

妻メーガンの余命宣告を受けいれられず、目を背けるように仕事に励む機関車の運転士トム。ある日、トムの運転する特急列車が車と衝突し女性が死亡する事故が起きた。女性が息子との心中を試みた事故だったものの、息子のデイビーは間一髪で逃げきり里親に預けられ、一方のトムは謹慎処分を受けることになる。2007年、米。

薄暗くて静かな映像が印象的。
溝ができた夫婦に、赤の他人であるひとりの子どもがもたらしたもの。
王道の感動ストーリーです。ありがち展開ですが純粋に目が離せなくなります。

固く張り詰めた表情のケビン・ベーコンと、泣きわめき情緒不安定だったマーシャ・ゲイ・ハーデンが、少しずつ笑顔になっていく。

よくある感動モノっちゃ感動モノなんですが、なぜかものすごく好きなんです。びっくり。なんでこんなに好きなのかよくわからない。
ただ単なる王道展開でお涙ちょうだいストーリーは、嫌いじゃないけどめちゃくちゃ好き!ってわけじゃないのに。
なんかすごくハマったんです。

マーシャ・ゲイ・ハーデンも苦手なのに(序盤だって、末期がんの女性という同情要素を汲んでみても、泣く、わたし可哀想・わたしを優先しろ態度を顕著に夫に醸しだすあたり、あ~ハイハイこの人ほんとこういう役ね!と思ってたのに)、
後半のメーガンはもうね、わたしのなかのマーシャ・ゲイ・ハーデンではなかった(笑)そういうことまったく気にしてられなかった(笑)

ケビン・ベーコンはいつのシーンもひたすらにケビン・ベーコンでしたが。
子ども苦手そうな不器用な感じがいいよね。それが後半のメーガンにデレデレしているところがなんともよいね!

ちょっとコレ特別なにがいいというわけではないんだけどなんかわたしにしっくり来てしまった。出会ってしまった一作。ほんと自分でもびっくり。
ずば抜けてどこがいいってわけではないんだけど、どこにでもある平凡な感動ドラマの一作なんだけど、お気に入り作品の仲間入りです。
くろお

くろおの感想・評価

4.3
これ、あらすじ読んだ時点で泣けるだろって映画だけど、
フツーに中盤以降泣きまくってました。

確かな演技力と監督の父親ゆずり?の淡々とした演出が合う。
素晴らしい映画だった。

このレビューはネタバレを含みます

この少年は母親の死に対してお前が殺したと殴り込んでくるのに、規則を読ませられたら、はいそうですかとあっさり運転士夫婦と打ち解けて仲良くなってかくまってもらうなんて話はちょっと受け容れられないよ。仕方なくそうなるような描写があればともかく。
ぴっぴ

ぴっぴの感想・評価

2.5
ケヴィン・ベーコンの振り幅の広さを感じる。
こうゆう役もしっくり。
ほどよくよい作品。

2017.10
マト

マトの感想・評価

3.8
静かに染み入る良質な作品。監督はイーストウッドの娘さんってことで父親ゆずりのいぶし銀の雰囲気が受け継がれていて、しっかりとしたヒューマンドラマになってます。
ベーコンさんの役柄はかなり気が小さくて弱い男の印象。困難から逃げ出してしまうタイプ。奥さんのメーガンは優しい人。死の恐怖に押し潰されそうになっていたが、デイビーが来たおかげで残された時間を平穏かつ幸せに過ごせるようになる。
それぞれ大切な人を失ったトムとデイビーだが、そんな2人にこの先明るい未来が訪れることを願いたくなるような、そんなラストだった。音楽も優しげかつ渋めの選曲。
のん

のんの感想・評価

3.6

癌に襲われた妻メーガン(マーシャ・ゲイ・ハーデン)の世話をしながら、自殺目的の列車事故に対処しなければならないトム(ケビン・ベーコン)。

「砂みたいな人ね
掴んでも指の間がらこぼれていく」

そんなメーガンとトムの、味気のない関係が、孤児となったデイビーの出現で変化。

クリント・イーストウッドの影響が明らかに感じられる雰囲気。好き。

演出なのか脚本なのかぎこちなさは感じるものの、主演二人の滋味豊かな演技に泣きました。
デイビーの所在なさげな姿も切なかったな。

レールで結ばれた人生の物語。
hiroki

hirokiの感想・評価

-
良いベーコン。メイガンがピアノを習うとこは監督の父親への何か想いがあるような気もする

このレビューはネタバレを含みます

マーシャ・ゲイ・ハーデンはもちろん
ケヴィン・ベーコンとマイルズ・ハイザーの
心揺さぶる演技力✧

時間は思ったより短い。
人間はいつだって気付くのがちょっぴり遅い。

限られた時間、大切な人の言葉に
耳を背けないよう
大切な人の想いを蔑ろにしないよう
思いやっていけたらいいのに・・・

分かってはいるけど忘れてしまう。

いつもいつもちょっぴり気付くのが遅い。

それでも気付けたなら
今までとは違う明日を歩んでいける♡

今までより輝かしい明日を・・・

遅くても気付けたなら大丈夫♬

静かで控えめだけれど良いと思う✧
前半の夫婦の空気感は
リアルで胸にこたえました。
名優であり監督作も傑作揃い、あのクリント・イーストウッドの娘さんアリソン・イーストウッドが撮ったドラマ。
いやー普通にいい映画だったよ。
まず、ケビン・ベーコンとマーシャ・ゲイ・ハーデンの演技が素晴らしくて、胸を打たれた。
子役の方も結構頑張ってて、もうちょっと表現力欲しいかなって程度。
劇中曲に関しても優しい音色がそれぞれのシーンにマッチしていて良し。
ただ、編集のぎこちなさが少しあり、時折はダレてしまう事もあり、元々地味な映画なのもあるが展開の起伏にも欠ける。

だけど、傷を抱えた者達の心の交流が爽やかな感動を呼び起こす秀作にはかわりない。
頑固でルールや規則を重んじるトムは周りの人間からしたら非情に見えるのだろうけど、彼は仕事が人生の大部分を占めてるからそうなってしまったのかな。
ガンで死にゆく妻の姿から目を逸らして、仕事に逃げていた彼が少年との出会いで変わり始める。
妻も少年を息子のように想い、一時の幸せを味わう。
少年もまた2人を親のように慕い、傷ついた心を癒していく。

重いテーマを扱っているが、重くなりすぎない爽やかさがこの映画の魅力。
最近のケヴィン・ベーコンの作品のなかでも、一番といっていいほど、普通のヒューマンドラマ。
いつもは子供をレイプしたり、パトカーを乗った子供を追いかけたり、家族を殺したギャングに復讐したりしているのに、今作ではとてつもなく素晴らしい夫を演じている。寿命があとわずかな妻を支えながら、母を失った子供を息子のように接するケヴィン・ベーコンがもう愛おしくて愛おしくてしょうがなかった。

今作で一番輝いていたのは、ケヴィン・ベーコンじゃなく、マーシャ・ゲイ・ハーデン!ミストではムカつく狂ったおばさんがを演じていたのに、今作は涙が出るほど優しき妻であり母親だった。

ラストが正直物足りない。
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