レールズ&タイズの作品情報・感想・評価

「レールズ&タイズ」に投稿された感想・評価

何の予備知識も先入観もなく観たところ、思いがけず号泣。K.ベーコンはどちらかというと苦手だったし、この手の典型的なアメリカの白人子役を素直に可愛いと思うこともなかなか無いのだが、この作品では良い意味で予想を裏切られた。フィクションでしかありえないご都合主義な展開とは言え、だからこそ「こんな最期」に憧れてしまう、中年既婚女性の夢が描かれている。
すず

すずの感想・評価

5.0
痛みを乗り越えた先で見付けたものとは…

鉄道運転士のトムは、妻が末期ガンを患っている事を受け入れられずにいた。
ある日、トムの運転する電車が車と衝突してしまう。
車に乗っていたのは親子、母親だけが亡くなってしまった。
残された息子は里子に出されたが、その家を飛び出して…

観終わってしばらく余韻に浸りたい、そんな映画。
家族の愛に飢えたデイビー。
母親になるという夢を叶えられなかったミーガン。
全てを失いかけているトム。
幸せとは程遠い場所にいる3人。
どうか幸せになって欲しい、そう願わずにはいられない。
痛みを抱えたもの同士、ぶつかり合いながらも強い絆で結ばれていく様子に胸がいっぱいになる!

最後トムとデイビーが手を繋いで歩き出すシーンが良すぎる!
あの1シーンで泣けるよ(´;ω;`)
好きすぎる!みんなに観て欲しい!

彼らがその後どうなったかは分からない。
だけどきっとこの先も、手を繋いで生きていけるはず!
hashigo

hashigoの感想・評価

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はーいい映画だったー。泣けたー。ケビンベーコン不器用でまたよい🥓
ゆみな

ゆみなの感想・評価

3.3
例のごとく、また感想書くやつためてしまった。

これはね、マイルズ・ハイザーくん目当てで観たんですけど、想像以上によかったやつ!

奥さんが末期ガンで、それに向き合うことができない電車の運転手の男が、運転中に事故を起こしてしまい(自殺に巻き込まれる感じの)、その事故で母親を亡くし生き残った子供に救われていくようなお話かな。

マイルズ・ハイザーくんは子役なんだけど、めっちゃ可愛かった♡
銀四郎

銀四郎の感想・評価

4.0
タイトルのように、決められたレールを走る列車。避けられない事故。人生もまた然り。避けられない死。それにどう向き合うか。
ケヴィンがいい。
クリントイーストウッド監督作の『ミスティックリバー』のショーンとセレステが夫婦になった映画。
…ケヴィンベーコンとマーシャゲイハーデンの共演作品。
クリントイーストウッドの長女、アリソン監督作品。
多分作る時、親父に相談したんだろうなあ…クリントの制作会社『マルパソ』のスタッフが多数参加してる。

電車の運転士が犯罪者に。
その妻は乳がんを抱え。
電車で轢かれ亡くなった母親と生き残った子供。

胸を触診して泣き崩れる妻がとても悲しい。
っていうか最後の方泣きかけた。
ひとつは子供が取り乱すシーン、俺も過去自分責めまくった経験あるから思い出してしまったよ。
ひとつは『このシーン、絶対十代の時に見てても「演技下手だなぁ…」としか思わないんだろうな…』って所があって嬉しかった。
「ケヴィンベーコンの雰囲気込みのいい演技なんだけど、雰囲気に飲み込まれて演技まで目が回らないだろうな、十代なら」
って所があったよ、後半に。
…『作品』ってそれがあるから楽しい。

「福祉って表だけみて支援するから、裏の事情なんてわかんないんだろうなぁ…それじゃあ駄目だよなぁ」
ってソーシャルワーカー出てる場面で福祉職なのに思っちゃった 。

ケヴィンベーコンが時々クリントイーストウッドに見えた。
ラストシーンの不器用な笑顔は特に。
「逝ったよ」ってセリフの悲しさは凄い。
「親権を勝ち取って」なんてセリフで泣くなんて。

カメラワークが父親譲りだったけど、少しBGMが多いかな。
でも確かにイーストウッドらしい眼差しの奥に若い力強さを感じる作品でした。
1作だけじゃもったいないんで、また映画作って欲しい。

…『ハドソン川の奇跡』の冒頭の査問シーンはこの映画の引用かな?なんて(笑)
peko

pekoの感想・評価

4.3
静かで、本質的なテーマの映画。
お互い愛し合っているのに、妻の死を受け入れられず怒りを抱えているトム、人生を全うしたいともがいているメーガン。
自分自身、妻、母、それぞれ大切な人を失くしてしまう3人が過ごす中で、わだかまりが解けていく。孤独ではいられない。暖かさに溢れた映画。
ケビン、マーシャゲイハーデンの演技も素晴らしい。

日本では約5000人くらいの子供が里親に育てられていて、ファミリーホームなどの各種の施設も合わせると4~5万人のこどもたちが実の親ではない人に育てられているそうです。その里親の置かれている状況は大変厳しいと伝えるNHKのニュースをごく最近聞きました。80%以上の里親が子どもを養育するうえで困難を感じたと回答してるのです。映画では美しい絆として描かれがちな里親と子どもの話ですが、現実は難しいようです。
ということを頭の隅にインプットして・・・、
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この作品は母子家庭で母を失ってしまった子どもと、その里親となる夫婦のお話です。預けられるというより、特別な因縁で結ばれることになる里親と里子の人物設定がポイント。冷え切っていた夫婦の間に、子供が加わったことで、化学反応が起こり、憎みあってもおかしくない三人が絆を深めていく関係に変わっていく人間関係の不思議。シンプルなストーリーながら、控えめな表現と切ないエンディングのおかげで心にしみる良い作品でした。
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タイトルは主人公(ケヴィン・ベーコン)の職業が鉄道の運転手であることから来てますが、この人物設定はアメリカ映画では珍しい。
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*** 2018/6/3追記 ***
里親に関して、ナルホドという話を聞いたので、関係しそうな作品といえばこの作品かなと思い、ここに記します。
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日本では乳飲み子の時に里親のところに来る子がほとんどのようです。この子たちが長ずるに際し、いつか「真実の告知」をしなければなりません。それはいつ頃までにするのが良いと思いますか?
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推奨されているのは小学校入学の前だそうです。そして「真実の告知」というのは、実の子ではないと告げることではありません。
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血の繋がりはないけれど、私(たち)とあなたとの間には、本当の親子よりもずっと素晴らしい愛情があるし、ずっと強いつながりで結ばれている、と伝えること。それこそが「真実の告知」。
TKSHATS

TKSHATSの感想・評価

3.7
クリントイーストウッドは名監督ですが、娘も良い作品をつくる事を知った。
妻メーガンの余命宣告を受けいれられず、目を背けるように仕事に励む機関車の運転士トム。ある日、トムの運転する特急列車が車と衝突し女性が死亡する事故が起きた。女性が息子との心中を試みた事故だったものの、息子のデイビーは間一髪で逃げきり里親に預けられ、一方のトムは謹慎処分を受けることになる。2007年、米。

薄暗くて静かな映像が印象的。
溝ができた夫婦に、赤の他人であるひとりの子どもがもたらしたもの。
王道の感動ストーリーです。ありがち展開ですが純粋に目が離せなくなります。

固く張り詰めた表情のケビン・ベーコンと、泣きわめき情緒不安定だったマーシャ・ゲイ・ハーデンが、少しずつ笑顔になっていく。

よくある感動モノっちゃ感動モノなんですが、なぜかものすごく好きなんです。びっくり。なんでこんなに好きなのかよくわからない。
ただ単なる王道展開でお涙ちょうだいストーリーは、嫌いじゃないけどめちゃくちゃ好き!ってわけじゃないのに。
なんかすごくハマったんです。

マーシャ・ゲイ・ハーデンも苦手なのに(序盤だって、末期がんの女性という同情要素を汲んでみても、泣く、わたし可哀想・わたしを優先しろ態度を顕著に夫に醸しだすあたり、あ~ハイハイこの人ほんとこういう役ね!と思ってたのに)、
後半のメーガンはもうね、わたしのなかのマーシャ・ゲイ・ハーデンではなかった(笑)そういうことまったく気にしてられなかった(笑)

ケビン・ベーコンはいつのシーンもひたすらにケビン・ベーコンでしたが。
子ども苦手そうな不器用な感じがいいよね。それが後半のメーガンにデレデレしているところがなんともよいね!

ちょっとコレ特別なにがいいというわけではないんだけどなんかわたしにしっくり来てしまった。出会ってしまった一作。ほんと自分でもびっくり。
ずば抜けてどこがいいってわけではないんだけど、どこにでもある平凡な感動ドラマの一作なんだけど、お気に入り作品の仲間入りです。
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